健康診断書のもらい方とは? 健康診断の受診場所はどこにすればいい?

2020/02/05

入社準備

入社に備えて、健康診断を受診するように会社から連絡を受けることがよくあります。しかし、健康診断書のもらい方や、受診場所について悩む人も多いと思います。そこで今回は、健康診断のもらい方や、受信場所の決め方、費用などについてご紹介します。

<目次・お困りごとの解決策>

1.健康診断書とは?
2.実際にお医者さんに書いてもらう! 健康診断書での検査項目
3.健康診断書の費用はどれぐらい?
4.健康診断書のもらい方は?
5.大学で発行してもらった健康診断書を提出してもよいの?
6.健康診断書を再発行する場合などのもらい方について

▼<ほかの内容が気になる方は・・・>
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健康診断書とは?

健康診断書もらい方 受診場所

労働安全衛生法(第66条)にて、事業者は労働者に対して健康診断を実施しないといけないことが定められています。そのため、入社前に健康診断の受診を求めたり、年に1回定期健康診断を実施したりしています。

健康診断書の提出を求められるタイミングは、内定をもらった段階や、入社の少し前の時期が多いです。

実際にお医者さんに書いてもらう! 健康診断での検査項目

健康診断書に必要な項目は、基本的に以下の通りです。

・既往歴
・自覚症状や他覚症状の有無についての問診
・身長・体重・腹囲・視力・聴力などの測定
・胸部エックス線写真
・血圧
・貧血検査
・肝機能検査
・血中脂質検査
・血糖検査
・尿検査
・心電図

会社によっては必要項目が変わってくる場合もあるので、あらかじめ確認しておくとよいでしょう。健康診断書は、病院や保健センター、診療所などでもらうことができます。

予約は必要? 健康診断の受け方

病院や保健センターなどによって、健康診断を受けるときに事前予約が必要かどうかは変わってきます。会社から受診場所が指定されいるときは、会社があらかじめ予約をとってくれていることも多いです。その場合、指定された診断日を提示されるので、都合がよくないときは変更手続きが必要になります。

健康診断書の費用はどれぐらい?

健康診断は、大きく分けると「一般健康診断」と「特殊健康診断」があります。特殊健康診断とは、放射線業務や鉛業務など、法定の有害業務に従事する労働者が受ける健康診断です。

一方、一般健康診断は、職種に限らず、すべての会社が対象になり、入社時の健康診断や年に1回の定期健診などがこちらに当たります。

一般的に、健康診断の受診費用は会社負担となりますが、自己負担の場合は、5000~10000円ほどかかることが多いようです。

健康診断書のもらい方は?

健康診断書もらい方 受診場所

健康診断を受けた病院や保健センターなどから、1週間から2週間ほどで発行され、「郵送」と「来院」のいずれかを選択できることが多いです。

依頼すれば、英文の健康診断書を発行できる場合もありますが、3週間ほどかかるケースが多いので、あらかじめ余裕を持って申し込むようにしましょう。

健康診断書の病院以外でのもらい方は? 保健所もOK?

健康診断書もらい方 受診場所

会社が健康診断の受診場所を指定されなかったら、自分で健康診断を実施している受診場所を見つける必要があります。その場合は、病院や保健センター、診療所などが考えられます。

自宅近くの医療機関のホームページを見て、健康診断をおこなっているかどうか確認するとよいでしょう。その上で、健康診断書のもらい方も電話で問い合わせすることをおすすめします。

予約が必要か、健康診断書の発行時間がどれほどかかるのか、料金はいくらか、など医療機関によって異なる事項が多いので、きちんと確認するとよいでしょう。

大学で発行してもらった健康診断書を提出してもよいの?

大学でも年に1回健康診断を行うかと思います。会社によっては、大学で受けた健康診断の結果でよい場合もあるので、確認を取ることをおすすめします。

ただし、「健康診断書の発行日が3か月以内かどうか」というのが、1つの判断基準になることもあります。発行日に関しても、併せて会社に確認するとよいでしょう。

健康診断書を再発行する場合などのもらい方について

健康診断書は、基本的に原本を会社に提出するようになっています。そのため、もう1枚必要になったり、紛失してしまったりしたときは、再発行手続きをおこなうとよいでしょう。

再発行をするためには、健康診断の受診場所に連絡し、指示に従いましょう。受診場所によっては、再発行手数料が異なる場合もあるので、連絡するときに一緒に確認することをおすすめします。

また、健康診断を受けた本人以外が健康診断書を受け取る場合は、運転免許証や健康保険証といった「身分証明書」に加えて「委任状」が必要なことが多いです。
委任状には、本人の住所・生年月日・氏名・印鑑と、代理人の住所・氏名・電話番号・委任者との関係などを記載します。病院によっては指定のフォーマットがあるため、確認しておくとよいでしょう。

まとめ

健康診断の受診場所は、病院や保健センターなどになることが多いです。会社が受診場所を指定して予約してくれるケースもよくあるので、指示に従うとよいでしょう。健康診断書のもらい方は、郵送か来院か選択できる場合があるので、自分に合ったもらい方を選択することをおすすめします。

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