「考察」とは? 言葉の意味やビジネスシーンでの使い方を解説

2018/11/14

ビジネス用語

レポートや論文を書くときに「考察」という言葉を使ったことがある人は多いと思います。でも、結論や結果とどう違うの? と疑問に感じた人もいるのでは。ここでは考察の意味や使い方、考察のまとめ方について見ていきましょう。

「考察」とは?

考察の意味とは

「考察」とは、物事を明らかにするために十分考えることという意味があります。

物事の特徴や意味を発見するためには、詳細をよく調べ、検討したり分析したりすることが必要です。考察にはこうしたニュアンスが込められており、その類語として解析や調査といった言葉が挙げられます。

つまり考察は、ある問題点や自分の意見について、どのようにその答えを導き出したのかという過程が求められることになります。そのため、自分の考えや思いを述べただけの感想や答えだけでは考察とはいえません。

自分の考えの背景にある具体的な実験や観察、調査などの裏付けを提示し、論理的に述べることが考察という言葉に含まれています。

ビジネスシーンでの使い方

考察は論文やレポートでよく用いられる言葉ですが、ビジネスシーンでもよく使用されています。

ビジネスシーンでの考察は、自分の考えをより明確にし、その根拠のあるものにさせる役割を果たします。たとえば、「なぜ今年の夏に麦茶の売上がったのか」という問題を考える場合、考察ではその理由や根拠を具体的に述べていく必要があります。

・商品の売上が下がった理由には、気候や流行の変化といった理由が考えられる。
・今年は猛暑日が続き、人々の熱中症に対する意識が高まった。
・麦茶はノンカフェインでミネラルを多く含むため、緑茶やアイスコーヒーと比べ、水分補給に適している飲み物だといわれている。
・そのため市販の飲料でも、麦茶を手に取る人が増えたと考えられる。

ここからさらに、それぞれの根拠として具体的なデータや数値、参考文献などを紹介し、自分の考えをより信憑性の高いものにしていくことが考察には求められます。

結果との違い

考察とは、調査や実験などによって集めたデータを自分なりに整理し、自分の考えである最終的な結論へ導いていくものです。混合されがちな結果や結論とは以下のような違いがあります。

・結果
ある行為から生じた状態や行程を記録したもの。

・考察
結果が導かれた理由を、自分の考えを踏まえて述べること。

・結論
議論や考察の結果としてまとまめられた考え。

考察のまとめ方

このように考察は、結果と結論をつなぐ橋渡しを担うものと考えることができるでしょう。

ビジネスシーンでレポートやプレゼン資料を作るときは、考察を加えることによって内容がより深まり、最終的な結論が根拠のあるものとして読み手に印象づけることができます。結果・考察・結論の流れと仕組みを意識しながら、データや数値をよく調べ、その結果に至った要因について考えることが、よりよい考察を生み出す最初の一歩になるでしょう。

まとめ

考察には、結果を論理的に述べる役割があることがわかりました。ビジネスシーンでは、論理的な意見や説明を求められる場面がたくさんあります。プレゼンやレポートでも考察を正しく述べ、自分の考えや意見をより厚みのあるものにしていきましょう。

(学生の窓口編集部)

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