アバンチュールってどんな意味?

2019/01/25

ビジネス用語

「アバンチュール」という言葉を聞いたことはありますか? 主に恋愛に関して使われる言葉ですが、最近はあまり使われることがないかもしれません。いったいどんな意味で、どのようなときに使われるのかについてご紹介します。

アバンチュールってどんな意味?

「アバンチュール」ってどこの国の言葉?

『広辞苑』ではアバンチュールを以下のように説明しています。

アバンチュール【aventure フランス】
(冒険の意味)
冒険味をおびた恋愛。恋の火遊び。
(『広辞苑 第六版』P.71より引用) 英語の「adventure」(冒険の意)から「d」を抜いただけのつづりで、フランス語でも同じ「冒険」という意味です。
そこから転じて「冒険味を帯びた恋愛」「恋の火遊び」という意味になったというわけです。 日本語の「火遊び」には「危険な遊び。特に、無分別な、その場限りの情事」という意味がありますが(『広辞苑 第六版』P.2330より引用)、それをちょっと気取った感じに言い換えて、「アバンチュール」という外来語が使われるようになったようです。

「アバンチュール」を会話に使うときは?

「アバンチュール」という言葉を会話に使うのは、たぶん年が上の人が多いのではないでしょうか。

たとえば、
「アバンチュールもそこそこにしておかないと、いつかひどい目に遭うよ」
「アバンチュールの相手とはどうなった?」

というように使います。ただし、「アバンチュール」には「死語」というイメージがあるため、現在会話で使われることはほとんどないでしょう。

余談ですが、昭和の時代にはアバンチュールという言葉は歌謡曲などの歌詞やタイトルに使われました。
たとえば、1983年(昭和58年)にリリースされた中森明菜さんのサード・アルバム『ファンタジー(幻想曲)』には『アバンチュール』という楽曲が収録されています。
そして、大貫妙子さんのアルバムにも『アヴァンチュール(AVENTURE)』(1981年(昭和56年)リリース)というタイトルのものがあります。

「アバンチュール」に似た言葉はある?

「恋愛における冒険」を意味する「アバンチュール」の類義語として考えられるのは、「一夜の恋」「ワンナイトラブ」「一夜の情事」「ひと夏の恋」「不倫」「道ならぬ恋」などがあります。
また、「火遊び」も、「危険な恋愛」というニュアンスがあるので、アバンチュールの類語と言えるでしょう。他にも以下のような言葉は「アバンチュール」の類語です。

・許されぬ恋
・人目を忍ぶ恋
・行きずりの恋
・禁断の恋、禁断の愛
・浮気
・不義、密通
・情事
・秘め事

こうして類語を見てみると、「アバンチュール」には「ハードルの高い恋」というニュアンスがあるのがわかります。
「障害があった方が恋愛は盛り上がる」などと言われますが、アバンチュールが「冒険」なのは、その障害を乗り越える勇気や努力が必要なためかもしれません。
もっともそのアバンチュールで他人に迷惑などかければ、「冒険だから」では済まないですし、当事者の勇気や努力が称賛されたりはしませんね。
アバンチュールにはリスクがつきものと言えそうです。

まとめ

最近は、あまり使われることがなくなりましたが、「アバンチュール」は「冒険味を帯びた恋愛」「恋の火遊び」という意味です。
冒険という意味のフランス語「aventure」からきており、「恋愛についての冒険」を指しています。アバンチュールはスリルがあって楽しいかもしれませんが、それなりのリスクを伴うことも覚えておいた方がいいかもしれません。

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