「レスポンス」の語源は英語の「response」からきています。
レスポンスとは、こちらが依頼した要求に対する「反応」「応答」「返事」です。英語圏でも日本と同じ意味合いで「レスポンス」という単語を使っています。
英語の発音は「rispɑ'ns」リィスパァンスです。日本の発音とは少しちがうので海外で発音する際には注意しましょう。日本ではレスポンスを省略して「レス」「レスる」と表現することがありますが、海外では短縮して使うことはありません。
IT業界では主にメールやチャットでのやり取りで反応の速さを表現する際によく使われます。メールの返事が遅い場合は、「レスポンスが遅い」というふうに使います。
パソコンの処理能力の速さにも「レスポンス」を使用します。パソコンの起動が遅い、システムが応答するまでの時間が長い、クリックしてすぐに反応しない場合「レスポンスが悪い」と表現することがあります。またシステムの応答時間のことを「レスポンスタイム」と呼ぶ場合もあります。
ここでは、IT業界やビジネスシーンで用いられる際のレスポンスの使い方を例文で紹介します。
・商品について問い合わせを行ったところすぐに「レスポンス」があった。
・取引相手にメールで質問したけれど「レスポンス」があったのは2日後だった。
・お問い合わせの件につきまして、メーカーより「レスポンス」があり次第ご連絡いたします。
・このシステムは「レスポンス」の改善が必要だ。
・システムの画面操作に対する「レスポンス」を早めることが最重要課題である。
・あの人は質問に対する「レスポンス」が悪い。
車やバイクにも「レスポンス」という言葉をよく使用します。アクセルやブレーキ、ハンドルの操作性能を「レスポンス」の良し悪しで表現します。ブレーキがすぐに反応するアクセルを踏むとすぐに加速する車のことを「レスポンスが良い」といいます。
ここでは自動車やバイクを扱うシーンでのレスポンスの使い方を例文で紹介します。
・この車は「レスポンス」が悪いので注意して運転してください。
・このトラックは「レスポンス」の良い新型エンジンを搭載している。
・この車はアクセル「レスポンス」が良いのでアクセルを踏み込むとすぐに加速します。
「レスポンス」はさまざまな分野で使われています。インターネットや自動車業界など使用するシーンで多少意味が変化します。おおむね「反応」や「応答」という意味で共通しているようです。必要なシーンで効果的に「レスポンス」を使うようにしましょう。
・執筆:ヤマダ ユキマル
国公立の美術大学を卒業後、広告代理店やデザイン事務所のクリエイターを務める。現在はライターとして活動中。ビジネス関連や健康分野、デザイン関係、茶道、アウトドア、DIYなど幅広い分野のオウンドメディアに連載中。
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