「ご自愛ください」の正しい意味と使い方は? 例文で覚えよう

2018/07/30

ビジネス用語

ご自愛くださいの「自愛」とは、「自分の身をいたわる」という意味の言葉です。『広辞苑 第六版』では、

・自らその身を大切にすること(P.1185より引用)

とあります。この自愛に「ご(御)」と「ください」を付けることで、丁寧に相手に呼び掛ける言葉になります。そのため、目上の人や取引先とのメールで「自愛」を用いる際は、必ず「ご(御)」を付けるようにしましょう。

「ご自愛ください」の正しい意味と使い方とは?

ビジネスメールのやりとりの中でも「ご自愛ください」など、気遣いが見える一言があると、好印象を受けますよね。そこで今回は、この「ご自愛」について正しい使い方を例文とともにご紹介します。

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「ご自愛ください」の使い方と例文

「ご自愛ください」は手紙の結びの言葉として用いるのが基本です。ですから、電子メールの場合も、基本的には結びの言葉として用いるようにしましょう。また、ただ漠然と「ご自愛ください」と書くのではなく、「◯◯なのでご自愛ください」といった、理由を添えると、より好印象を与えることができます。簡単な例文をご紹介します。

●例文
暑い日が続きますので、どうぞご自愛ください。


これで「暑い日が続くので、体をいたわってあげてください」という、具体的な表現になります。
「ご自愛ください」を用いる際に注意しないといけないのが、「お体」や「ご自身を」といった言葉とセットにしてしまう誤用です。自愛は「自らの身をいたわる」という意味であり、すでに「身」や「体」という内容が含まれています。そのため、よく聞く「お体をご自愛ください」という使い方は二重表現で、間違いとなりますので注意が必要です。

目上の人・上司への使い方と文例

上でも述べたように、「ご自愛ください」はすでに丁寧な表現の言葉のため、このまま目上の人や上司に使っても問題ありません。ただ、その場合は文章にひと工夫加えるとワンランクアップした使い方ができます。例えば、先ほどの「暑い日が続きますので、どうぞご自愛ください」は、「暑い日」という表現がやや砕けた表現になっていますので、「酷暑」という言葉を用いればかっちりとした印象になります。

●例1:かしこまった表現
酷暑厳しき折柄、どうぞご自愛ください。


目上の人にはこうした硬めの言葉を使うと、「ちゃんとしている人」といった印象を抱かれるかもしれません。

●例2:堅すぎない表現
お忙しいかとは存じますが、くれぐれもご無理をなされないようご自愛ください。


無理にかっちりとした表現にしなくても、このようにしっかりと気遣いの気持ちが届くような言葉であれば問題ないでしょう。

●例3:相手の名前を入れた表現
まだまだ残暑厳しい日が続きますが、○○様もどうかご自愛ください。


といった形で相手の名前を入れるのもポイントです。相手のことをちゃんと気遣ってくれている感が出ますね。

目上の人や上司はもちろん、誰か大切な人に送る際も、このように相手を気遣う気持ちが込められた言葉を用いるようにしましょう。また、元々は手紙でよく用いられていた言葉ですから、誰かに手紙を送る機会があれば使ってみるのもいいですね。

まとめ

「ご自愛ください」は、何げないやりとりの中でも相手を気遣う気持ちが伝えられる素敵な言葉です。ぜひその意味や使い方を覚えて、ビジネスシーンで活用してみてください。きっとその一文が相手の好感につながることでしょう。暑さや寒さが厳しい時期は特に効果的なので、ぜひ今日から使ってみてくださいね!

(中田ボンベ@dcp)

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