「お心遣い」と「お気遣い」の違いは? 意味と使い方【メール例文つき】

2018/08/09

仕事全般

「お気遣い」「お心遣い」のそれぞれの意味は基本的に同じです。『広辞苑 第六版』によると

●気遣い……あれこれと心をつかうこと。心づかい。また、気がかり。心配。(P.688より引用)

●心遣い……人のためを思っていろいろと気をつかうこと。配慮。(P.1002より引用)

となっています。「気遣い」には「心づかい」とありますし、「心遣い」には「気をつかうこと」とあるように、それぞれの言葉の意味は基本的には同じなのです。

「お心遣い」と「お気遣い」の違いは? 意味と使い方

「お気遣い」と「お心遣い」はどちらもビジネスメールで頻出の表現。意味としてはほとんど同じですが、使用シーンは若干異なってくる言葉ですので、しっかり意味と使い方を理解したうえで使い分けましょう。

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「お気遣い」「お心遣い」の使い分け

「お気遣い」「お心遣い」は、どちらも相手の配慮に対して感謝を伝える場合に使います。ただ、使い方は微妙に異なるため、ビジネスシーンではしっかりと使い分けないといけません。

まずは「気遣い」です。例えば誰かの家に訪問したときに、相手が飲み物やお菓子を出してくれたとします。この場合は、

・気遣いありがとうございます。
・お心遣いありがとうございます。

どちらを使っても構いません。相手は気を配って行った行動でもありますし、思いやりの気持ちがあって行った行動でもありますからね。ビジネスシーンでも、受けた配慮や親切に対して感謝の意を示す場合は、どちらを使ってもOKです。

一方、こちらが相手の配慮を断る際や、遠慮する場合は、「お気遣いなく」と言うようにしましょう。ここで「お心遣いなく」という使い方は誤りです。気遣いには「気掛かり」「心配」という意味も含みます。誰かから心配されたり、気に掛けられた場合の返事には、「心遣い」ではなく、「お気遣いありがとうございます」と返すのが適切です。

ビジネスメールではどう使う? メール例文

取引先や上司に送るメールで使う場合は、相手の言動やメールの文章によって使い分けるようにします。

例えば、「お気遣いありがとうございます。」は、相手から心配する言葉やこちらの状態を気に掛けるようなメールが来た際に、その返事として使うといいですね。

直接会った際に受けた気配りに対しては、

「先日の会議のお気遣い、誠にありがとうございました。」


などと返事するのもいいでしょう。

「お心遣い」は、思いやりを感じる言動に対して使うものですので、例えば、上司から仕事がうまくいくようにわかりやすい資料が送られてきた場合などには、「お心遣いありがとうございます」と返事するといいでしょう。また、なにかと親切にしてくれている取引先に対しては、

「温かい心遣いに感謝申し上げます。」


といった形で、普段お世話になっているお礼を伝えてもいいですね。気遣いと心遣いはどちらも「配慮」という意味があるので、言い換えとして「ご配慮」があります。この場合、「ご配慮いただきありがとうございます」を使うのも問題ありません。

そのほかの例文はこちらもチェック!
▼「お心遣い」の正しい意味と使い方とは? 例文と一緒に覚えよう
https://gakumado.mynavi.jp/freshers/articles/53473

「お気遣い」「お心遣い」の意味や使い方について整理してみました。どちらも似たような言葉ですが、使えるシーンについては若干異なってきます。正しく理解して、適切に使い分けできるようにしておきましょう。

◎「お心遣い」「お気遣い」と似た意味の言葉も合わせてチェックしよう
・ご賢察
https://gakumado.mynavi.jp/freshers/articles/44402
・ご高配
https://gakumado.mynavi.jp/freshers/articles/42713


(中田ボンベ@dcp)

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