「お心遣い」と「お気遣い」の違いは? 意味と使い方【メール例文つき】

2018/05/17

仕事全般

「お心遣い」と「お気遣い」の違いは? 意味と使い方

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「お心遣い」とは? 「お気遣い」との違いは

「お気遣い」「お心遣い」のそれぞれの意味は基本的に同じです。『広辞苑 第六版』によると

●気遣い……あれこれと心をつかうこと。心づかい。また、気がかり。心配。(P.688より引用)

●心遣い……人のためを思っていろいろと気をつかうこと。配慮。(P.1002より引用)

となっています。
「気遣い」には「心づかい」とありますし、「心遣い」には「気をつかうこと」とあるように、それぞれの言葉の意味は基本的には同じなのです。

「お気遣い」と「お心遣い」はどちらもビジネスメールで頻出の表現。「気」と「心」と1文字違うだけで、非常によく似た言葉ですが、微妙に使用シーンが異なる言葉ですので、しっかり意味と使い方を理解したうえで使い分けましょう。

「お気遣い」「お心遣い」の使い分け

「お気遣い」「お心遣い」は、どちらも相手の配慮に対して感謝を伝える場合に使います。ただ、使い方は微妙に異なるため、ビジネスシーンではしっかりと使い分けないといけません。

まずは「気遣い」です。例えば誰かの家に訪問したときに、相手が飲み物やお菓子を出してくれたとします。その際は、

・気遣いありがとうございます
・お心遣いありがとうございます

のどちらを使っても構いません。気を配って行った行動でもありますし、思いやりの気持ちがあって行った行動でもありますからね。ビジネスシーンでも、受けた配慮や親切に対して感謝の意を示す場合は、どちらを使ってもOKです。

ただ、相手の配慮を断る際の使い方に注意です。遠慮する場合は「お気遣いなく」と言うようにしましょう。ここで「お心遣いなく」という使い方は誤りです。

また、上記のように気遣いには「気掛かり」「心配」という意味があります。誰かから心配されたり、気に掛けられた場合の返事には、「心遣い」ではなく、「お気遣いありがとうございます」と返すのが適切です。

ビジネスメールではどう使う? メール例文

取引先や上司に送るメールで使う場合は、相手の言動やメールの文章によって使い分けるようにします。

例えば、「お気遣いありがとうございます」は、相手から心配する言葉やこちらの状態を気に掛けるようなメールが来た際に、その返事として使うといいですね。

直接会った際に受けた気配りに対して、

・先日の会議のお気遣い、誠にありがとうございました。

などと返事するのもいいでしょう。

「お心遣い」は、思いやりを感じる言動に対して使うものですので、例えば、上司が仕事がうまくいくようにわかりやすい資料を送ってきてくれた場合などに、「お心遣いありがとうございます」と返事するといいでしょう。

また、なにかと親切にしてくれている取引先に対して、

・温かい心遣いに感謝申し上げます。

といった形で、普段お世話になっているお礼を伝えてもいいでしょう。気遣いと心遣いはどちらも「配慮」という意味があるので、「ご配慮いただきありがとうございます」を使うのも問題ありません。


「お気遣い」「お心遣い」の意味はどちらも似たようなものですが、シーンに合わせて使い分けるといいでしょう。

(中田ボンベ@dcp)

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