社会人になると、尊敬語・謙譲語・丁寧語をうまく使いこなさなければいけません。しかしどの言葉が尊敬語で、どれが謙譲語なのか、混乱してしまうこともあります。今回はその中から、ビジネスシーンでよく使う「聞く」という言葉の「謙譲語」にフォーカスを当ててみました。
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『広辞苑 第六版』によると謙譲語は、
●敬語の一つ。話し手(書き手)が、自身および自身の側の事物や動作を、他に対する卑下謙譲を含ませて表現する語。「見る」を「拝見する」、「行く」を「参る」、「言う」を「申し上げる」という類。(P.904より引用)
とあります。卑下謙譲、つまり自分の立場を低くしたり、へりくだって話す言葉です。へりくだって話すことは相手を高めることになるので、相手に敬意を払うときに使われるのです。
謙譲語を使うのは基本的に「自分が主体となる事物」に限ります。間違っても取引先や上司など、「相手が主体」で使ってはいけません。「相手をへりくだらせる」ことになり、失礼に当たります。
しかし、上司に謙譲語を使わないといけないシーンもあります。例えば、取引先の人間や顧客を相手に話しているとき。この場合は、
・取引先、または顧客>上司>自分
という図式になりますから、相手に上司のことを話す際は、自分だけでなく上司もへりくだらせないといけません。「○○(上司の名前)が申しましたように」「○○が参ります」など、上司が主体でも謙譲語を使いましょう。
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