プレゼンしている人が背中を丸めていたり、ポケットに手を突っ込んでいたりしては、それがどんなに素晴らしい企画だとしても、聞いている人はいい印象を持たないでしょう。姿勢が悪いのはマイナスポイントになる可能性があります。
一般的に「いい姿勢」といわれるような、背筋を伸ばして軽く胸を張り、少し顎を引いたような姿勢で話し続けられるよう、心掛けましょう。
一般的に、身振り手振りを交えて話すと効果的だとされています。日本人は欧米人に比べて身振り手振り、ボディーランゲージが苦手だともいわれますが、これを習得すれば普通の話し手よりもレベルが高いと思わせることができるでしょう。
プレゼンに慣れていない人の場合、作成した資料をただ読み上げるだけの内容になってしまうことがあります。しっかり時間をかけて作成した資料とはいえ、それをそのまま原稿として読むのはおすすめしません。
プレゼンは「資料」と「話す内容」がセットです。資料は内容をわかりやすくまとめて、その資料を補うような内容を話すといいでしょう。
プレゼンの資料を作成したら、実際のプレゼンの前に練習をしておきましょう。練習にはできれば同僚や上司に付き合ってもらい、改善点を指摘してもらいましょう。誰でも、初めて人前で話すときには緊張するものです。上司や同僚に練習に付き合ってもらううちに、人前で話すことにも慣れていきます。数をこなせば人前で話すことへの苦手意識もなくなっていくでしょう。
アメリカの非営利団体が運営する『TED(Technology Entertainment Design)』というスピーチフォーラムがあり、年に1回「TEDカンファレンス」というイベントを開催しています。これはさまざまなジャンルのスピーカーが規定の時間内でプレゼンを行うというもので、これまでにスティーブ・ジョブズやビル・ゲイツをはじめ、世界の著名人が登場しています。
この「TEDカンファレンス」のほとんどが「YouTube」で視聴可能です。話す際の間の取り方、効果的な身振り手振り、話すときの姿勢や表情など、著名人のプレゼンでの話し方には参考にできる部分が多々あります。
プレゼンも数をこなせばだんだんうまくなっていきます。いいプレゼンをするには基本的な構成を押さえることと、相手の印象に残るように話すことが大切です。上手な人のプレゼンを参考に、いいところはどんどん取り入れていきましょう。
(藤野晶@dcp)
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