23歳の平均年収ってどれくらい? 社会人1年目の平均値をチェックしよう

2022/11/27

給料・年収


国税庁の「令和2年分民間給与実態統計調査」によると、民間企業に勤める給与所得者の平均年収は433万円となっています。ですがこれは年齢関係なく、給与所得者全員の給与の平均。大学生や新社会人のみなさんは、「社会人一年目」の平均年収が気になるところでしょう。

そこで今回のトピックスは「社会人一年目の年収」です。特に大学を卒業した新社会人に多い「23歳」という年齢に着目して、平均年収や手取り額、中央値まで調べてみました。

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社会人一年目の年収の実態を知ろう!

先ほどの国税庁「令和2年分民間給与実態統計調査」では、給与について「1年間の支給総額」で公表しているため、年収を知りたい時に役立ちます。

そして、この調査では「年齢階層別」の平均給与(年収)データも知ることができます。短大や大学、高専などを卒業した多くの社会人一年目が当てはまる年齢階層「20〜24歳」のところに着目してみましょう。

20〜24歳の平均年収:260万円
男女別:男性277万円、女性242万円

となっています。
※民間の事業所に限る
※通勤手当は含まず、賞与や各種手当(残業代など)を含む

全年齢の平均年収が冒頭でお伝えしたとおり433万円ですので、それと比べると低い金額といえます。入社したてで経験が浅いと、給料もそこまで多くもらえないということでしょう。

注意点として、上記データは「社会人一年目」に限定している訳ではありません。20〜24歳の人の中には高校を卒業して働いている人や、社会人2年目なども含まれています。あくまで同じ年代の年収目安としてお考えください。

社会人一年目・23歳の平均年収を計算してみよう

20〜24歳の平均年収は260万円ということですが、大卒からの社会人一年目にあたる23歳だけに限定してみるとどうなのでしょうか? 厚生労働省の「令和2年賃金構造基本統計調査」では、「新規学卒者」に限定した賃金を公表しています(月収ベース)。このデータを参考に、「社会人一年目・23歳」を想定した平均年収を計算してみましょう。

社会人一年目・23歳の月収目安

まずは月収です。厚生労働省の「令和2年賃金構造基本統計調査」によれば、

新規学卒者・大卒の月収:22万6千円

となっています。
※民間の事業所
※通勤手当を含み、残業手当は除く。

そのほか大学院や短大などの新規学卒者の月収も公開されています。参考までに表を引用してご紹介しておきます。

新規学卒者の賃金

(引用:厚生労働省「令和2年賃金構造基本統計調査」)

さて、新規学卒者・大卒の月収22万6千円を単純計算で12ヶ月分にしてみます。

22万6千円×12ヶ月=271万2千円

これが月収の1年分ということになります。このほか年収といえばボーナスを考慮しなければなりません。次からボーナスについて見ていきましょう。

社会人一年目・23歳のボーナスは?

実は、先ほどの厚生労働省の調査には「新規学卒者の賞与」という項目はありません。そこで、「勤続年数0年」というデータから探っていきます。

20〜24歳・大卒・勤続年数0年
賞与:2万7,400円

※賞与=年間賞与その他特別給与額

社会人一年目といえば勤続年数はまだ0年ですので、このデータが近いのではと思われます。賞与(ボーナス)は、仕事の実績に対して支給されるという意味合いがあるため、一年目ではあまり多くは期待できないようです。

社会人一年目・23歳の平均年収はこうなる!

ここで、先ほど計算した「月収の1年分」と「賞与」を足していきます。

271万2,000円+2万7,400円=273万9,400円

これが「社会人一年目・23歳」の平均年収目安ということになります。

本記事の前半でお伝えした国税庁の調査による「20〜24歳の平均年収260万円」よりは上回る数字になりました。大卒しばりで計算すると少し高くなるのかもしれませんね。また、国税庁の調査は「従業員1人の事業所から対象」厚生労働省の方は「10人以上」など前提条件も異なりますのでご承知おきください。

ところで、ここで算出した金額はまだ「額面」です。ここから税金や保険料などが引かれて「手取り」としてあなたの手元に入ってくることになります。

社会人一年目・23歳の平均年収を手取りにすると?

平均年収を手取り額にするには、社会保険料や税金の細かな計算が必要となりますが、おおむね額面の8割程度というのが目安とされています。先ほどの平均年収から計算すると、

273万9,400円×0.8=219万1,520円

手取り額は約220万円ほどになります。どうでしょうか、最初は賞与も少ないので「手取りが少ない」と感じてしまうかもしれませんね。

ですが、これから始まる長い社会人生活で、収入が大きく飛躍する可能性だって大いにあり得ることです。社会人一年目はまず収入はさておき、「仕事を覚える」「経験を積む」ことに集中して取り組んでみてはいかがでしょうか。

こちらの記事では、大卒初任給や手取りの計算方法について詳しく解説しています。よろしければあわせて参考にしてみて下さい。

平均ではなく「中央値」について

「平均値」というのは、例えば極端に給与の高い人が1人でもいると、数値がグッと引き上げられてしまいます。それに対して「中央値」は、例えば給与の高い順番に一列に並んだ時に、真ん中に来た人の数値を指します。そのため極端に給与の高い人の影響を受けにくくなります。

先ほどからの厚生労働省の調査では「給与の分布」まで分かるようになっていますので、そこから中央値を探ってみます。

「年齢20〜24歳・大卒」という条件で、全人数のちょうど真ん中にあたる人がどの金額層にいるかを調べました。すると「22万円〜23.99万円」のところに該当することが分かりました。つまりこの「22万円〜23.99万円」が中央値ということになります。

先ほど「新規学卒者・大卒の月収:22万6千円」とお伝えしましたが、中央値で考えた場合も大きくズレることはありません。おおむね同じと考えて良さそうです。

まとめ

社会人一年目の年収についてお伝えしてきました。厚生労働省の「賃金構造基本統計調査」では「新規学卒者」にフォーカスした賃金を公表しているので、年収を推定する際に役立ちます。

今回は「大卒・23歳」を想定して計算してきましたが、大学院から高校卒まで月収が分かる表を引用してご紹介しましたので、ぜひ参考にしてみてください。男女の別も掲載されていて便利です。

もちろんこれはあくまでも平均ですので、企業によってはこれより高くなるかもしれませんし、低くなる可能性もあります。ご自身の年収を測る際の物差しとして参考になれば幸いです。

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文:マイナビ学生の窓口編集部

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