「バッファ」の意味とは? 業界別の意味や使い方を例文つきで紹介

2021/10/13

ビジネス用語

「バッファ」は、「余裕」「緩衝」という意味で使われることが多い言葉です。

元々はIT業界で使われていた単語ですが、ビジネスシーンで使われることも多く、知らないと困る場合があります。

コミュニケーションに支障をきたさないためにも、バッファの意味と使い方をマスターしておきましょう。

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バッファの意味とは?

ビジネス用語としてのバッファは、「余裕」「緩衝」という意味で使われています。

バッファは、もともとコンピューターに関する用語です。パソコンに一時的に情報を保存する領域をバッファと呼んでおり、IT用語としては今も「保存領域」という意味で使われます。ビジネス用語としてのバッファの「余裕」「緩衝」という意味はここからきています。

「バッファ」ではなく「バッファー」と言われることもありますが、同じ意味です。

IT業界でのバッファは英語の「buffer」からきている

IT業界で「保存領域」の意味で親しまれている「バッファ」は、英語の「buffer(バッファー)」からきています。

英語の「buffer」は、衝撃を緩和するための「緩衝材」「緩和物」の意味で使われます。

ITでの「保存領域」はここから派生しており、処理しきれないデータを一時的に保存しておく領域の意味で「バッファ」が使われるようになったのです。

プログラミングでは「バッファオーバーフロー」という単語がよく使われる

プログラミングでは、バッファに関連して「バッファオーバーフロー」という単語がよく使われます。

バッファオーバーフローとは、プログラムが書き込もうとしたデータがメモリの緩衝領域(バッファ)よりも大きいときに、発生する問題です。

データが保存領域よりも大きいために、本来ならそのデータが保存されてはならない部分にデータが保存されてしまい、プログラム自体が本来あるべきプログラムとは違う形になってしまう場合があるのです。

金融業界の「バッファ」も資金的な余裕という意味で使われる

金融業界での「バッファ」は、「資本保全バッファー」「資本バッファー比率」のように資金的な「余裕」という意味合いで使われます。

金融業界でも「余裕」「緩衝」という意味で使われることに違いはありません。

動画などのストリーミング再生での「バッファ」とは

動画や音楽をストリーミング再生する場合の「バッファ」は、「バッファ時間」「リバッファ」という形で使われます。

バッファ時間とは、動画や音楽を配信(視聴)する際に予めデータをダウンロードしてためておく配信予定の動画や音楽の時間のことです。

バッファ時間が長いほど、カクカクした動画を視聴したりブツブツ切れる音楽を聴くストレスが減りますが、バッファとして貯めておく動画や音楽の割合が多くなるため、視聴するまでの待ち時間が長くなります。

リバッファ(リバッファリング)とは、動画や音楽再生中にバッファが発生し、動画や音楽の再生が一時的に停止してしまうことです。再生中に画面中央がぐるぐるした経験のある人も多いと思いますが、「ぐるぐるが発生している=リバッファリング発生」とイメージしてもいいでしょう。

バッファはどんなときに使う言葉?

ビジネス用語としてのバッファは「ゆとりがある」「余力がある」という意味で使うので、可能かどうか問われるシチュエーションで使われることが多くなります。

物理的なスペースとしての「余裕」という意味だけでなく、コストや在庫管理、時間的なゆとりの意味でも使われるケースが多く、緩衝剤の意味から、仕事の交渉や人間関係などでサポートなど、クッションの役割を果たす人のこともバッファと言うこともあります。

  • ・在庫管理でゆとりを持たせるとき
  • ・スケジュール・進捗の予定を立てるとき
  • ・資料の予備
  • ・消耗品や交換部品の予備
  • ・人員的な余力

などが「バッファ」がよく使われるシーンです。

特に、仕事や特定の人物に対してバッファとしての役割を求められたら、それは仕事や人物に対するサポート役を求められているということです。

バッファの使い方を例文で確認

バッファは、

  • ・「バッファ」を持たせる
  • ・「バッファ」を持つ

のように使います。

「バッファ=余裕」の意味で使う例文

具体的にバッファの使い方を見ていきましょう。

  • ・「日程にバッファを取ってありますか?」
  • ・「予算はバッファを含めた金額にしてあります」
  • ・「この資料にバッファある?」

この場合は「余裕を持たせる」という意味で使っています。日程にしろ予算にしろ、ゆとりがある場合にはバッファがある、という表現が可能です。

「バッファ=予備人員」の意味で使う例文

予備人員としての意味合いで使う場合は

上司:「新人だけでは不安だから、君がバッファとしてついていきなさい」
社員A:「わかりました」

のようになります。

役割としてバッファを求められたら、余力を作るためのサポート役になれという意味になります。

「バッファ」は「余裕」と覚えておこう

バッファの意味と使い方についてご紹介しました。

バッファはもともと、パソコンの処理がスムーズに進むよう確保された余力スペースのことです。ビジネスで使う場合は、そのイメージで、物事をスムーズに進めるための余力、余裕という意味で使われます。

ビジネスを円滑に進めるために、「バッファ」を上手に使っていきましょう。

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