最近、耳にする機会の増えた「コモディティ」という言葉。
元々経済学において使用されていた用語ですが、経済学以外のところでも多様されるようになりました。
「コモディティ」という言葉を知らないと、恥ずかしい思いをしてしまうことも。
そこで今回は「コモディティ」の意味や使い方を例文つきで解説します。
▼こちらもチェック!
仕事とプライベート両立できる?「ワーク・ライフ・バランス度」診断
「コモディティ」とは、「商品」「日用品」「必需品」などを示す言葉です。
「コモディティ」の語源はフランス語の「commodité」で、「適合性、便利性」という意味の言葉。
ビジネス用語としては、どんな生産者が生産したのかに関係なく、その商品価値を同一かほぼ同じとして扱う商品のことを指します。
「コモディティ」の代表的な商品としては「農産物」「鉱物資源」「エネルギー資源」など。
「コモディティ」という言葉を使ったビジネス用語に「コモディティ化」という用語があります。
「コモディティ化」とは、市場参入時には高付加価値だった商品の市場価値が低下し、一般的な商品になること。
つまりメーカーの個性が失われ、消費者にとって他の商品と大差がなく差別化できなくなった状態を意味します。
「コモディティ」を使ったビジネス用語には、他にも「コモディティ投資」という用語がよく使用されます。
「コモディティ投資」とは、商品先物取引で取引されるような「原油」などのエネルギー資源、「金」などの貴金属、「トウモロコシ」などの穀物といった「コモディティ商品」に投資すること。
「コモディティ投資」はインフレに強いとされており、投資信託や先物取引などの方法で取引されます。
2022年に注目されている銘柄は
と言われています。
(引用:2022年は主要コモディティ株が主導。注目すべき4銘柄とその理由 | サクソバンク証券 (home.saxo))
実際に目にすることの多い「コモディティ商品」について紹介します。
ここでは普段利用することの多いスーパーでの「コモディティ商品」を3つ紹介します。
「コモディティ商品」はどこでも販売されていて、誰でも知っているような商品のこと。
反対に「コモディティ商品」でない、「ノン・コモディティ商品」には次のような商品が挙げられます。
どこにでも販売されている商品ではなく、特定の場所に行かないと手に入らないような商品が「ノン・コモディティ商品」にあたります。
「コモディティ」の使い方を例文つきで紹介します。
他の商品やサービスと差別化することが難しくなってしまった商品やサービスのことを「コモディティ商品」「コモディティ化」と表現することが増えています。
消費者が「どれでもいい」と判断する商品や、開始したサービスが唯一無二のものでなくなった場合に使用。
マーケティングや商品開発のビジネスシーンで活用されることが多くなります。
昨今は一部の人たちだけでなく、投資に挑戦する人が増加しており「コモディティ」という用語が身近な存在になっています。
初心者にはハードルの高い「コモディティ投資」も投資信託で始めることで挑戦しやすくなります。
「コモディティ」という言葉は専門的な用語ではなく、多様な場面で使用されています。
「コモディティ」の意味を正しく理解し適切な場面で使用できるようになると、社会人としてワンランクアップ。
間違った使い方をしないよう、正しく意味を理解し、「コモディティ」という言葉を活用してみましょう。
関連キーワード:
2023/03/15
2023/03/13
2023/03/09
2023/03/03
社会人デビューもこれで完璧! 印象アップのセルフプロデュース術
[PR]2023/02/02
入社したら仕事だけに全力投球しなきゃダメ? 仕事とプライベートを両立するためにはどうしたら良い? #キャリアロードマップの一歩目