社内スケジュール管理用のホワイトボードに「NR」の文字を見て、どういう意味だろう? と思ったことがある人もいるのではないでしょうか。ビジネスでよく聞くNRですが、用法や用途を誤るとビジネスの場にはふさわしくないこともあります。そんな「NR」についてご紹介します。
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NR(エヌアール)とは「No Return」の略称で「直帰(ちょっき)」を意味します。たとえば、客先に出向いた後、ただ報告書をまとめるために帰社後残業することは、あまり効率的とは言えません。それよりもまっすぐ自宅に戻り、移動時間など浮いた時間を活用して報告書をまとめることで企業、従業員の双方にメリットが生まれることも。このようなケースにおいて会社に戻らず出先から帰宅することを「NR」と呼ぶのです。
NRの他にも、出勤前に取引先のもとへ出向いてから出社する「直行=GS(Go Straight)またはGD(Go Direct)」があります。
NRという略称は実は和製英語です。「会社へ戻らない」という意味で直帰ですが、本来の英語の意味からすると「もう戻らない=故人」や「戻せない=返品不可」と訳されるのが一般的であり、使い方によっては不謹慎な表現になることも考えられます。
また、基本的にスケジュール管理用の略語として文字に記載されることがほとんどです。いくら社内であっても「○○課長は本日NRされました」などと口語で表さず、「○○課長は本日退社されました(直帰しました)」と正しい日本語で表現することが大切です。
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