社会人の後悔! 学生のうちに勉強しておけば良かったと思うこと「英語」「冠婚葬祭マナー」「お金」

更新:2016/02/04

入社準備


学生のときは好きなだけ遊べて、楽しい思い出ばかり。だけど、社会人になって年齢を重ねてくると、怠けていたことを後悔することも……。そこで今回は、若いときに勉強しておけばよかったと思うことについて、読者に教えてもらいました。

■やっぱり英語!?

・「英語。この歳になって、周りに英語を話せる人が大勢居る事に気付いて、少々焦ってます(笑)」(男性/50歳以上/機械・精密機器)

・「英語。海外の方が来賓された時に話せなくて残念だったので」(女性/29歳/自動車関連)

・「英語。英語がもっとうまければ仕事が広がったと思うから」(男性/50歳以上/電機)

ビジネスで使う場面が増えてきたことや、先の東京五輪を見据えて、さらに必要性を感じているようです。すらすら英会話ができたらカッコいいですよね!

■大人になると聞きにくい

・「お葬式や結婚式のマナー。呼ばれる度に気をつけておくべきことを調べては実際には上手くできなかったりしたから」(女性/20歳/医薬品・化粧品)

・「冠婚葬祭のマナー。知らないと恥ずかしい。会社に入れば冠婚葬祭の機会はぐんと増える」(男性/24歳/機械・精密機器)

・「結婚式でのマナー。結婚披露宴に白いドレスを着て行ってしまったことがあるから」(女性/37歳/商社・卸)

今はインターネットで何でも調べられるので、事前に知識は入手できます。それでも普段、慣れていない所作はなかなかできないもの。少しずつ身につけていきたいですね。

■つくづくお金って大事……

・「投資。意外に資産を増やすことができるんだということが40過ぎてわかったので、もっと若いうちからはじめていたら、住宅ローンを組まなくても済んでいたから」(男性/48歳/建設・土木)

・「マネープラン。どれくらいのお金が必要なのかを察しておけば、職業選択やキャリアプラン構築の参考になるので」(男性/33歳/通信)

・「若い時から貯金を身につけておく。若い時から少しずつ貯めておけば、必要な時ラクだから」(女性/32歳/金属・鉄鋼・化学)

確かに、若いときにキチンとしたマネープランを教わっていたら、職業やキャリアプランの参考になったかも。せめて基礎的な税金や年金のことなどを、学校で教えてもらいたかったかな……。

■コミュニケーション術

・「言葉遣い、話し方、しぐさ。知識は後からでも勉強できるが、身のこなしを直すには時間がかかるので」(女性/41歳/金融・証券)

・「人とのかかわり方。若いときは失敗しても大事にならないが、子供会やクラスの父兄会など子供がかかわってくると長い付き合いになるので失敗すると面倒」(女性/46歳/その他)

・「敬語についてもう少し勉強しておけばよかった。上司から、文書や口語体でいろいろ指摘を受けたから」(男性/37歳/団体・公益法人・官公庁)

敬語はいくつになっても、どこに行っても、必要ですよね。自分一人では練習するのが難しいので、研修や講習会などがあれば、一度、参加してみたいかも。

■教養も大事

・「本をたくさん読んでいれば良かった。視野も知識も広がり、若い時の知識は記憶にも残る」(女性/42歳/マスコミ・広告)

・「手紙の書き方。これが苦手で礼節を簡単に済ませてしまうので、どうも感動を与えるような事が出来なくなっている」(男性/35歳/金属・鉄鋼・化学)

・「ペン習字。意外と自筆で書く場面というのが頻繁にあって、書道は昔やっていたけどあまり役に立たず、綺麗な字を書く人に憧れるから」(女性/33歳/電機)

大人になってみると、字の上手い下手が気になってしまいますね。仕事中のちょっとしたメモでも、ときどき恥ずかしかったり……。

どの回答も「できたらいいな」「知っておきたいな」と思えるものが多かったです。“人生はずっと勉強"だといいますし、少しずつ始めていきましょうか。

文・OFFICE-SANGA 藤平真由美

調査時期:2015年11月

アンケート:フレッシャーズ調べ

集計対象数:社会人409人(インターネットログイン式アンケート)

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