家電量販店の店員さんが(こっそり)教える 上手な値下げ交渉の方法

更新:2017/05/17

社会人ライフ

住み慣れた街や実家を離れ、新しい街で一人暮らしをはじめるとき。お部屋選びが済めば、次に取りかかりたいのか家電探しですよね。いいものをお手頃価格で手に入れたいけど、どうすれば上手な買い物ができるの? 誰か教えて!

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今回のちょいたつ(ちょい達人の略)は、大手家電量販店に勤める男性。入社以来デジカメ、掃除機、冷蔵庫、オーディオ機器などさまざまな売り場を経験してきた彼に、上手な値段交渉の方法を聞きました。

■雨の日のまとめ買いで大幅値引き!?

「購入当日は雨の日を選んでください。客足の少ない雨の日だと、客を逃がしたくないために値引きするケースが少なくありません。また、商品のまとめ買いをすると、大幅な値引きが見込めます。店からすると、一商品だけ買う単価の安い顧客よりも、まとめ買いをする購入単価の高い客の方が『他店に行ってほしくない』という思いが強いので、思い切った値引きをしてもらいやすくなるのです」

一人暮らしをはじめる際は、冷蔵庫や洗濯機、炊飯器に電子レンジなど、たくさんのアイテムをまとめて揃えなくてはいけません。値切るのに適している環境と言えそうです。

■他店の価格を交渉材料に

「まず、他の家電量販店に行き、欲しい家具一式がいくらで買えるかをメモしておきます。2〜3軒回った後に、本命の家電量販店の店員に欲しい家電を伝え、『他の店を見てきたこと』と、『一つの店でまとめて買うつもりであること』を話しましょう。店員の多くは『他店の価格』を聞いてくるはず。その際、他店での価格と自分の希望価格を伝えれば、値段調整をすることが多いですね」

店員さんとしても、他店より高い値段を提示して、お客さんに逃げられたくないもの。冷やかし客になってしまうのは申し訳ないですが、値段比較はしておいて吉のようです。

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