英文ビジネスメールを磨く! スキルアップ法

更新:2017/05/26

電話・メール

今日は英文メールの基本を把握した上での、さらなるスキルアップのための勉強方法をお伝えします。

▼こちらもチェック!
メンターを見つけよう!「あなたを伸ばしてくれる指導者タイプ」診断

■TOEIC(R)で学ぶ

就活中のみなさんの中にも、もうTOEIC(R)を受けている人も多いかと思います。就職や昇給などの基準として点数を設けている会社も多いですね。せっかく勉強しているんだから、テスト勉強がそのまま実際のビジネスに活かせる勉強をしましょう。

TOEIC(R)は、ビジネス英語の試験といわれています。ここ数年、特に新TOEIC(R)になってからはビジネス傾向がより強くなり、実際使われる英語とほぼ変わらないものになっています。しかも、社会人として、きれいでお手本にしたいような言い回しばかり。これを利用しない手はありませんね。また、このようなフレーズは、理解できるとTOEIC(R)の点数に直結するだけでなく、後々実際の仕事現場でそのまま使えるのでとても便利ですよ。

最初は意識改革から始まります。「実際にこれくらいの英文が書けるようになろう」という気持ちでリーディングセクションのメールや文章を読んでください。そうすると、こんな言い回しがあるのか、こういう風にこの単語を使うのか、と読む視点が変わってきます。これがポイント。学びのきっかけになります。

気にしたい点は下記のようなポイントです。

・件名の書き方
・文章の始め方
・時間や締め切りの書き方
・ちょっとしたあいさつや日本語にない言い回し
・コロケーションと呼ばれる単語同士の組み合わせ

コロケーションとは、よく一緒に使われる単語のセットのことです。例えば、「間違える」という表現は「to make a mistake」であって「to do a mistake」とは言いませんね。意味は分からなくはないけど、普通はこっちの言葉を使う、という感覚はコロケーションを意識することで養われていきます。

さて、見つけた表現を実際に学ぶ方法は、いろいろあります。試験まであまり時間がないようだったら、マーカーなどで線を引いてあとで繰り返し見直すだけでもいいです。とにかく上記のようなポイントを意識して、心に留めつつTOEIC(R)の勉強をしてください。

もし、もう少し時間が取れるなら、使いたいフレーズを英語のまま書き写して、自分のフレーズ集を作成するのも効果的です。ノートでもいいですし、エクセルやiPhoneなどのアプリに保存してもOKです。後々使う時に、自分が検索しやすいようなカテゴリを設けて、そこに見つけた文のパターンや言い回しを記録していきます。

最後に可能であれば、自分で集めたパターンの単語を置き換えて半分英借文、半分英作文の練習をします。例えば「I would like to address the concern on our staff turnover.」という文章であれば、「I would like to...」の後を置き換えて、「book a board room for next Monday.」「make a phone call to Mr. Chan.」「cancel my flight.」など、書いてもいいですし、口頭で練習するだけでもいいです。

大切なことは繰り返すこと。繰り返し見てもいいし、黙読してもいい、音読もいい方法ですし、書いてもいい。繰り返しを通して身につけるようにしましょう。

次のページこんな方法も有効的!

関連記事

新着記事

もっと見る

HOT TOPIC話題のコンテンツ

注目キーワード

 ビジネス用語・カタカナ語80選

 キャリアロードマップの一歩目

  • ピックアップ