特に目標がない......そんなときでも続けられる貯金術は? 「おつりを500円玉貯金」「引き出すのは月1」

更新:2017/07/24

貯金・節約

「マイホームを建てたい!」「結婚資金を貯めよう!」など、何か目標があれば貯金へのモチベーションは上がるもの。でも「将来のため」や「貯金があると安心するから」といったあいまいな目的だと、貯金をしようと思っても難しいですよね。そこで、とくに目標がないときでも貯金を成功させた社会人に、貯金方法を聞いてみました。

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■給料が入ったらすぐに別の口座へ移す

「給料が入ったらすぐに、あらかじめ決めておいた貯金額を別口座に移していた。また、月末に残ったお金もそちらの口座に移して、気付いたら5年で360万ほど貯まった」(女性/29歳/情報・IT)

使ってしまう前にすぐに別口座に移すというのがポイントですね。貯金が苦手な人たちはこうした作業を習慣化できていない人が多そうです。

■引き出すタイミングは月1回

「お金を引き出すのは月1回、手数料を払わないでいいよう引き出す曜日や時間に注意する、というルールを作っていた。あまりキツすぎるルールを作ると守れないので、守れる範囲のルールにするようにしている」(女性/28歳/マスコミ・広告)

手数料は些細な金額に見えて、積み重なると結構な金額になってしまいますもんね。こまめに引き出すとお金の管理も煩雑になるので、「月に1回しか引き出さない」というルールはシンプルかつ効果的かもしれません。

■買い物のおつりを貯める

「買い物の際に、おつりの500円玉を集めていたら30万円貯まったことがある」(男性/38歳/医療・福祉)

王道の500円玉貯金。コツコツとした作業が好きな人には向いていそうですよね。

■欲しいものがあったら考え直す

「ムダな買い物を防ぐため、欲しいものがあったら本当に必要なものか、他に似たようなものを持っていないか、なぜ欲しいと思うのかを考える。案外、友達が持っているからなんとなく欲しいというのが私には多い気がするので、一度冷静になって考え直すようにしている」(女性/27歳/通信)

思わず衝動買いをしてしまい、後悔をすることも多いもの。計画的な買い物は貯金にもつながってくるはずです。

■財形貯蓄

「会社の福利厚生の一環で、お給料振込時に自動的に別口座へ貯金される財形貯蓄があった。普段は月1万円、賞与時は5万円を財形貯蓄していたら、3年間で66万円ほど貯まった。財形貯蓄なら簡単には引き出せないし、貯金をしているつもりはないのに、いつの間にか貯まっていくのが良かった」(女性/27歳/建築・土木)

財形貯蓄だと最初から貯蓄分を差し引いた給料なので、手取りが少なく感じてしまいますが、確実に貯まっていきますよね。会社の制度であるならぜひ利用したいところです。

「塵も積もれば山となる」と言いますが、コツコツと貯蓄を増やしていく方が多いようです。具体的な目標がない場合でも、工夫次第で貯められるはず。自分に合った貯金法を見つけてみてくださいね。

姫野ケイ+プレスラボ

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