日本の航空会社は世界トップレベル! 意外と知らない「飛行機の定時到着率」のデータ比較

更新:2017/08/24

社会人ライフ

海外の人が日本を訪れて驚くことの一つに、「電車がほぼ時刻表どおりに運行している」というのがあります。海外の国では、ここまで「ほぼ時間ぴったり」に運行していなかったりするので驚くそうです。しかし、鉄道以外にも日本には「ほぼ定刻どおり」に運行しているすごいものがあるのです......。それが「飛行機」です。

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■日本の航空会社は世界トップレベル!

飛行機が定刻どおりに運航しているかどうかを知るために注目されるのが「定時到着率」というもの。「聞いたことがない」という人もいるでしょう。「定時到着率」というのは、運航した便全てにおいて、「到着予定時刻に対して遅延15分未満で到着した便」が占める割合のこと。優秀な航空会社の目安の一つとされており、実は非常に注目されているデータなのです。

日本の大手航空会社の「定時到着率」は実は世界トップクラス。世界の航空データを収集し分析を行っているアメリカの企業『FlightStats社』が、毎年この「定時到着率」のデータを発表しています。

では、『日本航空』と『全日本空輸』の最大手2社の定時到着率はどうなっているのでしょうか? 過去4年間の単便のデータを見てみましょう。

●日本航空(JAL)

・2011年......90.14%(世界2位、アジア2位)
・2012年......90.35%(世界1位、アジア1位)
・2013年......88.94%(世界1位、アジア1位)
・2014年......87.78%(世界4位、アジア1位)

●全日本空輸(ANA)

・2011年......90.18%(世界1位、アジア1位)
・2012年......数値公開なし(世界2位)
・2013年......87.14%(世界3位、アジア2位)
・2014年......86.53%(世界6位、アジア3位)

2014年度は両航空会社ともに順位を下げていますが、過去には日本航空が2年連続で世界1位を獲得するなど高い数値を誇ります。両航空会社ともに高い数字ですが、特に『日本航空』の定時到着率の高さが目立ちますね。

次のページ国土交通省のデータも見てみましょう!

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