日本では、これまでたくさんのロボットアニメが制作されてきました。『鉄人28号』『機動戦士ガンダム』『新世紀エヴァンゲリオン』など、ロボットアニメの人気作品は数多いですね。今回は、歴史あるロボットアニメの中でも特に設定が変わっている、という作品をピックアップしてみました。
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■商売でやってます! 『無敵ロボ トライダーG7』
(放送:1980年)
『無敵ロボ トライダーG7』は、サンライズのロボットアニメの中でもとりわけ変わった作品です。主役メカ・トライダーG7は非常に優れたロボットですが、『竹尾ゼネラルカンパニー』という倒産寸前の零細企業の資産です。この『竹尾ゼネラルカンパニー』は企業活動の一環として、ロボット帝国から地球を守る仕事を請け負っています。
小学生にして『竹尾ゼネラルカンパニー』社長の竹尾ワッ太は、トライダーG7を操縦してロボット帝国と戦いますが、彼の目的はまず自分の会社を倒産させないことなのです。この作品が『機動戦士ガンダム』の後番組だったという点にサンライズという会社のすごみを感じます。
■エッチな行為がエネルギーだ! 『健全ロボ ダイミダラー』
(放送:2014年)
人類にひどい迷惑を掛けるペンギン帝国と戦う巨大ロボット! という、ある意味ロボットアニメの王道なのですが......。ペンギン帝国に対抗できる唯一の巨大ロボット「ダイミダラー」は「Hi-ERo(ハイエロ)粒子」をエネルギーにして動きます。
主人公・真玉橋孝一は、女の子にエッチな行為をすると「Hi-ERo粒子」を発生させる能力を持っていたのです。孝一君はダイミダラーに搭乗してペンギン帝国と戦うことになりますが......。ロボットアニメもここまで来たか! と遠い目になる作品です。
■今日も今日とて遺跡掘り! 『魔境伝説アクロバンチ』
(放送:1982年)
蘭堂一家が主人公の物語です。一家を率いる父・蘭堂タツヤはアマチュア考古学者で、探索ロボット「アクロバンチ」を駆って秘宝探しの旅に出掛けます。息子3人、娘2人も父のの夢に心打たれて一緒に旅に出るのですが......。
まず、変わっているのが一家のロードムービー調になっている点。また、そもそも主役メカがキャンピングカー代わりなことも変わっています。インディ・ジョーンズシリーズの第1作『レイダース/失われたアーク(聖櫃)』の公開が1981年ですから、考古学者という設定はインディ・ジョーンズからインスパイアされたものかもしれません。
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