イマドキ大学生が年をとったと実感すること。「妖怪ウォッチで世代交代」「イケメン俳優がかわいい」

体力の衰えや白髪にシワなどの老化。社会人の皆さんは、年をとったと実感することはけっこうありますよね。それは20代や30代などのまだまだ働き盛りの年齢でも、「昔に比べれば」とより若い頃の自分を回顧してしまうもの。では、まさに青春真っただ中、若さあふれるはずの学生たちにも「年とったなあ」と実感することはあるのでしょうか。聞いてみました。

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Q　昔に比べて、「年をとったなあ」と思うことを教えてください。

■時がたつのが早い

・1日が過ぎるのが早い（女性／24歳／情報・IT内定）
・1年が早い（男性／21歳／食品・飲料内定）
・20歳過ぎてから、本当に早く感じるようになった（女／22歳／商社・卸内定）

20代前半でも、かなり「早くなった」と感じる人が多い模様。やはり２０歳というのは、成人というだけではなく、時が早く感じるようになる節目のようですね。

■疲れやすくなった

・少し走っても疲れたと感じる（男性／22歳／小売店内定）
・軽く動くだけですぐに疲れる（男性／23歳／建設・土木内定）
・ディズニーランドなどに行くと、途中で疲れてベンチを探すようになった（女性／24歳／医療・福祉内定）

子どもの頃は、一日中はしゃいでいられたはずのテーマパークも２０歳を過ぎると疲れを感じるようですね。帰りの電車も席を探してしまいそうな勢いですよね。

■徹夜ができない

・オールをすると眠くなって寝てしまう。（男性／23歳／電機内定）
・20歳を過ぎたころからオールがきつくなった。特にカラオケ（男性／22歳／団体・公益法人・官公庁内定）
・オールがきつい。化粧ののりが悪くなる（女性／21歳／団体・公益法人・官公庁内定）

オール＝徹夜。ということで、徹夜ができなくなったという意見が多くありました。大学入学をしたばかりの頃は、夜遊びも新鮮で刺激的だったのが、慣れてきたということもあるのでしょうか。ただ化粧のノリだけは、やはり老化現象！？

中には、さらに進んで「睡眠時間が短くなってきた」（女性／23歳／印刷・紙パルプ内定）とお年寄りのような現象をあげる方もいました。

■味覚が変わった

・焼き肉に行ってもホルモンが食べたいと思わなくなった（女性／23歳／ホテル・旅行・アミューズメント内定）
・ケーキを食べるのが飽きてきた（女性／22歳／情報・IT内定）
・味覚が変わり、たこわさが食べられるようになった（女性／20歳／学校・教育関連）

子どもの頃は「ホールケーキをひとり占めしたい」なんて夢みていても、結局大人になると甘いモノよりもあっさりしたものや、渋いおつまみ系を好むようになってしまうもの。ケーキに飽きが来てしまったら、たしかに年をとったと思ってしまいそうですね。

■いつのまにか大人目線に......

・雪が降ってもうれしさをあまり感じなくなった（女性／22歳／運輸・倉庫内定）
・若手のイケメン俳優や歌手に対して「かっこいい」ではなく「かわいい」と思い始めたこと（女性／24歳／機械・精密機器内定）
・年越しは友達とではなく、家族で過ごすことにするようになった（男性／21歳／金属・鉄鋼・化学内定）

雪が降るとはしゃいだものですが、大人になると困ってしまうという逆の現象に、年を感じてしまうのかもしれませんね。

■流行についていけない

・紅白出る人がよく知らない人ばかり（女性／22歳／情報・IT内定）
・最近の流行っているゲームやアニメについていけない。妖怪ウォッチが流行ったので、世代交代を感じた（女性／24歳 ／医療・福祉内定）
・数年前の歌が懐かしい（女性／22歳／建設・土木内定）

「ポケモン」世代の大学生にとっては、昨年からの「妖怪ウォッチ」の爆発的な人気は世代交代の波を感じた模様。

いかがでしたでしょうか？ 男性は「体力の衰え」、女性は「美容」「流行に対する感性の衰え」などで年をとったと感じる傾向が強いことがわかりました。この辺は社会人世代でも思い当たることがあるもの。ただ一方で、「理不尽なことをいわれると、以前はカッとなっていたが、今は落ち着いて対処できるようになった」（女性／22歳／団体・公益法人・官公庁内定）という意見もあるように、年をとるというより大人になったと感じている人もいるようです。そこが学生と社会人の加齢を感じることへの大きな違いなのかもしれませんね。

文●もにょるん

調査期間：2014年12月
アンケート：フレッシャーズ調べ
集計対象件数：学生　男女　300件（ウェブログイン式）