知ってる? お辞儀の正しい角度と美しく見せるコツ

更新:2018/05/21

対人マナー

知ってる? お辞儀の正しい角度と美しく見せるコツ

普段何気なくしている「お辞儀」。でも、そのやり方ひとつでも印象は変わってきます。そこで、国際イメージコンサルタントの吉村ひかる先生に面接時の正しい姿勢を教えてもらいました。今回は、シーン別のお辞儀の正しい角度と美しく見せるコツをご紹介します! ビジネスシーンでも活用できるのでしっかり身につけておきましょう。

▼こちらもチェック!
面接試験で熱意を伝える話し方の極意5

■入室後のお辞儀は「15度」

面接の時は3種類のお辞儀を使い分けてください。第一段階は、ノックして部屋に入った時。ドアの前で、一度お辞儀をしますが、この場合は15度ぐらいの角度でかまいません。すれ違いざまに会釈をするのと同じぐらいの深さです。

■自己紹介後のお辞儀は「30度」

面接試験では、椅子の横で自己紹介をし、面接官に「お座りください」と言われた後、着席します。ここで忘れがちなのが、自己紹介後のお辞儀。この場合は30度ぐらいのお辞儀が良いでしょう。こちらは、挨拶の時などに使われる一般的なお辞儀です。

■退室前のお辞儀は「45度」

面接が終了したら、退室前にドアの前で45度のお辞儀をします。これは、「よろしくお願いいたします」という気持ちを表す最敬礼です。お辞儀を使い分けるのは難しく感じるかもしれませんが、面接の場合は、入室、着席前、退室時で、15度、30度、45度と15度ずつ深くなっていくと覚えておけばOKです。

■美しいお辞儀のコツ

お辞儀をする時は、後頭部と背筋が一直線になるように心がけると、キレイな形になります。背は折り曲げず、首だけでお辞儀をしてしまう人もいますが、それだとうなだれたように見えます。お辞儀の時にうなだれていると、お詫びの象徴になってしまうので要注意。また「よろしくお願いします」などと言葉を発しながら頭を下げないように気をつけましょう。見栄えが良くないだけでなく、声が内側にこもってしまいます。お辞儀と挨拶は分けて行うのが基本です。

普段、お辞儀をする機会なんてほとんど無い、という人も多いのではないでしょうか。お辞儀の角度や姿勢は、自分では確認しづらいもの。周りの人に見てもらうなどして練習するのもいいかもしれませんね!

文●松原麻依(清談社)

吉村ひかるさんプロフィール
株式会社BEST GRADE 代表取締役。株式会社三越伊勢丹ホールディングスに入社、10万人以上のファッションコンサルティングを手がける。2009年、国際イメージコンサルタントとして独立。著書に『美のスペシャリスト』がある。

関連記事

新着記事

もっと見る

HOT TOPIC話題のコンテンツ

注目キーワード

 ビジネス用語・カタカナ語80選

 キャリアロードマップの一歩目

  • ピックアップ