就活中はもちろん、これから始まる社会人生活でも避けて通れない人間関係。攻略法があるならぜひマスターしておきたいもの。特に女子の人間関係は「なんかめんどくさい!」と感じたことがある人も多いのではないでしょうか。
精神科医の水島広子先生によると、「比べたがり女子」「敵・味方を分けたがり女子」「自分と他人の区別がつかない女子」「群れたがり女子」「恋愛依存女子」など、イライラを生み出す女子のタイプもさまざまあるようですが、対策を知っておけばそのイライラは99%解決できるとのこと。
ここでは女子にありがちな二大「イライラ」の解決法をお伝えします。
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CASE1 いない人の悪口大会
仲の良い数人で集まった時にいつも、その場にいない人の悪口を楽しんでいる人にイライラ! いつもは仲良くしているのに、陰では自分も悪口を言われているのではないかと、人間不信になってしまいそう......。
<解説>
「敵」と「味方」の区別をきちんとつけておきたいというのが陰口の主目的です。「形ばかりのつながり」のためにも陰口は機能しています。
<解決策>
陰口に巻き込まれないためには、まず自分自身が人の陰口を言わないことです。陰口ワールドの住民になってしまうと、陰口に巻き込まれるのはもちろん、自分も言われているのではないかと疑心暗鬼になってしまい、ストレスを抱えることに。陰口を言いそうな人と親しくなり過ぎないこと、深入りせずに愛想を良く対処することがポイントです。
CASE2 他人の恋愛批判大会
女子同士の話題で盛り上がるネタといえば「恋バナ」です。数人で話していると、自分の恋愛について話さない人は友達じゃないという雰囲気になることもしばしば。しかたなく話すと、色々口出しされて悪く言われてしまい......。
<解説>
「恋バナ」は、女子の集団において「つながり」を証明する役割を果たします。他人の「恋バナ」を聞きながら、「自分を信頼して打ち明けてくれているか」をチェックしています。また「自分以外の人が幸せすぎないか」ということを確認する女子も多いのです。女子の人間関係上はある程度仕方のない「社交辞令」として、余裕をもってとらえましょう。
<解決策>
所詮、「恋バナ」はお祭りみたいなものです。お祭りで盛り上がって適当な事を言っているだけと考え、自分の恋愛を批判されても、適当に受け流せばよいのです。また、「恋バナ」をするかしないかで友だちの絆を試すような人たちとは一定の距離を保つことも重要です。距離を保ちながらも、敵ではないことを示すために愛想を良くしておくことです。
いかがでしたか? めんどくさいと言われる女子同士のつきあいをうまく対処できていれば、その他の「人間関係」もうまくいくような気がします。
文●編集部
『整理整頓 女子の人間関係』
(水島広子 著/サンクチュアリ出版発行)
http://www.sanctuarybooks.jp/
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