くだらないのに思わず読みふけってしまうwikipediaの記事4選

更新:2018/07/10

社会人ライフ

くだらないのに思わず読みふけってしまうwikipediaの記事4選

知らない言葉を検索すると必ずと言っていいほど登場するwikipedia。

専門用語や国際的な問題についての解説ページも多いのですが、中には迷信や都市伝説などちょっとしたネタを大真面目に議論しているページもあります。

今回はそんな、くだらないのに思わず真剣に読みふけってしまう記事を集めました。

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1.5秒ルール

これは、日本では「3秒ルール」として定着している「食べ物が地面に落ちたとしても、すぐに拾って食べれば悪い菌がつかない」というルールについての記事です。

このルールについて最初に研究を行ったのは、当時高校3年生だったクラークというアメリカ人です。彼女の研究の結果、乾いた床のかなりの部分は菌を含んでおらず、食べ物を落としてもきれいなまま食べられるということが証明されています。一方で、床に大腸菌を撒いてグミとクッキーを置いた研究では、5秒たつ前に菌が付着してしまったそうです。

その他にも様々な実験が行われたのですが、結局は「(菌のいない)きれいな床なら食べてもいいが、(菌のいる)汚い床ならたとえ落としてすぐ拾ったとしても食べてはいけない」という当たり前の結果に落ち着いたようです。

2.青木まり子現象

このページでは「書店にいると、無性にトイレに行きたくなる」という珍現象について書かれています。

そもそも青木まり子とは一体誰なのでしょうか?wikipediaによると、どうやら雑誌の読者投稿欄にて「理由は不明だが、2、3年前から書店に行くたびに便意を催すようになった」という東京都在住の女性による投書があり、その投稿者名を取って青木まり子と名付けられたようです。

この現象、結局はまだ原因が解明されていないようで、「新しい本の匂いが原因」「紙のアレルギー」「本棚の本を目で追う動きが腸を活発化させる」「活字を読むと脳が刺激されるから」「立ち読みの姿勢が腸を刺激する」「ただの思いこみなのでは」等、記事内でも諸説入り乱れた状態となっています。

3.死体洗いのアルバイト

「大学の医学部では遺体を洗う高額アルバイトがある」などという噂を耳にしたことはありませんか?

日本の大学の医学部では遺体解剖の実習がありますが、献体を解剖前に洗浄する作業が必要となります。よって、病院は高額な時給でアルバイトを雇いこの作業を行わせている、という内容です。この記事では噂の起源と実態を検証しています。

結論から言ってしまうと、残念ながら「実際にはこのようなアルバイトはない」のだそうです。ただ、遺体に関わるアルバイトとしては、葬儀の前に遺体を入浴させる作業があります。特に厳しい制限は課されておらず、アルバイトも遺体に触れているそうです。ただし、業者や地域による差があり「厳粛な行為なのでアルバイトには遺体を触らせない」という業者や地域も存在しています。

4.小さいおじさん

その名の通り、中年男性風の小人がいるという都市伝説を扱ったページです。目撃者による証言を元に、小さいおじさんの生態を解き明かしています。

小さいおじさんは約8〜20センチメートル程度の身長で、窓に張り付いていたり、浴槽に漂っていたりするそうですが、特に人間に危害を加える存在ではないようです。2010年には株式会社エポック社によってキャラクターグッズ化されており、「幸せを呼ぶ小さいおじさん」として見たものには幸せや成功が訪れるとされています。

芸能人や有名人にも目撃者は多く、中でも女優の釈由美子さんは10年ほど前から複数回にわたって小さいおじさんに遭遇しています。その他にも、ミュージシャンや俳優など様々な人による目撃談が記されています。

今回扱った4つのページ以外にも、wikipediaにはくだらない現象や不思議な出来事などについて真剣に考察しているページが沢山あります。ちょっと退屈した時、へぇ〜と感心できるようなうんちくを知りたいときに覗いてみてはいかがでしょうか。

文●おまめ

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