ちょっとのミスなら許しちゃう......かも？　女性社員がかわいがりたい新人クンはこんな人

新入社員が仕事を覚える以前に気を配らなければならないこと——それは職場の人間関係。嫌われるよりは好かれたほうが、仕事を教えてもらいやすく何かとフォローもしてもらえます。特に男性新入社員にとって、先輩女性社員は味方になってもらえれば非常に心強い存在になること間違いなし！　でも、どうやったら先輩女性社員に好かれるの？

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そこで今回は、荒川静香さん似のアネゴ系で職場でも一目置かれている食品会社7年目の木下さん（仮名）に、思わずかわいがってあげたくなる新人男性の特徴を聞きました。「まだ『お局様』とは呼ばれていないと思いますが（笑）。やっぱりフォローしてあげたくなる新人くんと、どうでもいいやと思ってしまう新人くんがいますね」と話す木下さん。さらに詳しく話を聞いてみました。

■前向きな姿勢をアピール！　甘え上手もポイント高し

職場の注目を一身に集める新人くん。どんな行動がポイントになりますか？

「当たり前のことですが、やはりあいさつがきちんとできる人は好ましいですね。何かを伝えたり教えたりしたときに『ハイッ』と元気な返事をしてくれると、こちらも気持ちよくなります。雑用でも嫌がらず前向きに取り組んで、何でも吸収しようという意欲が態度や行動ににじみ出ている新人くんには、私だけじゃなく職場全体が彼を応援する雰囲気になりますね。あとは、人によって態度を変えないことかしら」

男女関係なく好かれる新入社員像は基本的に同じなのでしょうね。ほかに女性社員だからこそ見ているポイントはありますか？

「甘え上手といいますか、『ほかの人には怖くて聞けなくて......先輩教えてください！』なんて頼ってきてくれると、ついつい優しくしてしまいますね。飲み会でもニコニコしながらこちらの質問に誠実に答えてくれたりすると、かわいいなあと思います」

確かに！　そんな新人くんだと母性本能をくすぐられてしまうかも。

■スーツがしっくりきていないほうが好感度アップ!?

では、容姿はどうでしょう？

「それはイケメンに越したことはありませんが（笑）。社会人としての身だしなみ、清潔感があれば、容姿はあまり関係ないかもしれません。というか、スーツも持ち物もあまりにもビシッと決めていて隙がない人よりも、ちょっと髪に寝癖が残っていたり、いまいちスーツがしっくりきていない感じの人のほうが個人的には好感が持てますね」

なるほど。だらしなさすぎるのはNGですが、見た目を隙なくソツなくする努力はほどほどにしたほうがいいようです。

「あとこれは私だけかもしれませんが、意外な趣味を持っている人には興味がわきますね。一見イマドキの男子のように見えて実は囲碁で結構な成績を残しているとか、いかつい感じなのにピアノをやっているとか、見た目とのギャップがあるとなお◎です。逆に苦手なのが、FacebookやTwitterに熱心なタイプ。携帯ばかりいじっているイメージの人には正直あまり近づきたくないですね」

こだわりの趣味がある人は、それだけ何かに一生懸命になれるということなので、好感度はアップしそう。ただ、趣味にも受けがいいものと引かれてしまうものがあるような......。そこは注意が必要かもしれません。

■ひとことアドバイス

「最初は自分のことだけで精いっぱいだと思いますが、やはり周囲に気を配れる人は男女問わず好かれると思います。『ゆとり世代』と言われ、打たれ弱い、覇気がないなどと思われがちなので、逆にそのイメージを覆す行動ができると『あいつやるな』と職場の評価は高まるもの。まずは元気なあいさつで、話しかけやすい雰囲気を作ってほしいと思います」

先輩女性に好かれるポイントとはいうものの、男女関係なく通用しそうなものがほとんど。この春入社を控える新入社員のみなさん、職場で愛される存在になれるよう頑張ってくださいね！

文●エフスタイル