今まで経験した人生最大のピンチ「お化け屋敷で、ミイラに助けてもらった」

誰もが人生の中で「危機＝ピンチ」に巡り合ったことがあるはず。他人から見れば大したことがなくても、当事者としては必死ですよね。今回は、過去に出会った最大のピンチと、その切り抜け方を聞いてみました。



■おっ、お金がない！



「給料日前でお金がないとき、終電で終点まで乗り過ごしたことがある。取り敢えず小銭をかき集め、駅前のミスドで始発までやり過ごした」（男性／42歳／機械・精密機器）

「冬の寒い日に家に帰ったら電気がつかなかった。3カ月前の電気代を払うのを忘れていたらしく、開通が来るまで寒くて凍死するかと思った。とにかく布団に潜っていた」（女性／30歳／不動産）

「世界同時株安で、資産の大半を失ったこと。めげずに投資を続け、資産を増やすことができた」（男性／33歳／情報・IT）

「アフリカ旅行中に、ATMが使えず手持ちの現金も底をつきそうになり、帰国日までもたない状況になったことです。たまたま同じ宿に泊まっていた見ず知らずの日本人の方にお金を貸して頂きました。ただただ感謝でした。もちろん帰国後にお金は返しました」（女性／27歳／電機）



■生理現象的ピンチ



「高速を走っている時にトイレを我慢できなくなったこと。次のパーキングまで死ぬ気で耐えた」（男性／29歳／情報・IT）

「上司と二人きりの会話中に吐き気が......。具合悪くない！　と自分に言い聞かせ、後で吐きました」（女性／22歳／学校・教育関連）



■恋愛の修羅場



「他の女性とのメールのやり取りを妻に見られたこと。事実は認め、言い訳をした」（男性／48歳／自動車関連）

「当時付き合っていた本命彼氏に5股浮気がバレた。私がそんなに男に相手にされるわけないじゃないか〜と、浮気自体なかったように振る舞った」（女性／27歳／医療・福祉）

「二股がバレそうになった時、というかバレた。開き直ってぶっちゃけたら、どっちからも縁を切られた」（男性／41歳／自動車関連）



■ひょっとしてクビ？



「大事なクライアント先で、納品した機械が全く動かなかった。ほとんどわからない機械を、頭をフル回転させて、動作するように調整と修理をした」（男性／32歳／機械・精密機器）

「重要な書類を提出し忘れていた。相手先に謝って提出した」（男性／24歳／団体・公益法人・官公庁）

「自分がノロノロ仕事を進めていて仕事の納期が厳しくなり、会社に億単位の損失を出してしまいそうになった。納期が遅れた本当の理由を正直に言ってしまうと懲罰を受けそうだったため、徹底的に説明・挽回できる資料や状況を論理的にまとめてなんとかやり過ごした」（男性／31歳／機械・精密機器）



■今となっては笑い話!?



「富士山下山時、速度が上がり止まらなくなった。わざと転倒した」（男性／27歳／電機）

「上司が激怒しているときに、なぜか思い出し笑いをしそうになってしまった。咳払いでごまかした」（女性／30歳／自動車関連）

「お化け屋敷で迷子になり、出られなくなった。脅かしに来たミイラに困っていると伝えたら、ミイラが無線で外にいる係員に連絡したくれた」（女性／41歳／その他）

「親が変なサイトをみて私のフェイスブックからいいね！　を押した。急いで取り消した」（女性／28歳／金融・証券）

「靴が左右違うものを履いて出かけたこと。靴を買った」（女性／27歳／運輸・倉庫）

「結婚式の日の朝、足の小指が折れた」（女性／28歳／学校・教育関連）



■事故や犯罪がからむ緊急事態！



「高校時代にいじめにあっていた。周囲の方々からの温かい支援があり、立ち直ることができた」（男性／21歳／小売店）

「住んでいたアパートが燃えたとき。階段に火がついて逃げられなかったので、急いで消防車を呼んだ。携帯電話のありがたみがよくわかった」（女性／27歳／金融・証券）

「帰宅途中で夜、痴漢にあった。大声を出して助けを呼んだ」（女性／29歳／医薬品・化粧品）



ほかにも、大学受験、就職試験などに遅刻しそうになったこと、希望する学校や企業に入ることができなかった、突然の失業、病気などが挙げられました。人生にはいろいろなピンチが必ず訪れます。「ピンチはチャンス」と感じられるぐらいのたくましさを身に付けられれば理想的ですね。



OFFICE-SANGA 西村裕広



調査時期：2014年1月

アンケート：フレッシャーズ調べ

集計対象数：社会人600人（インターネットログイン式アンケート）