バヤリース、ステラおばさん......。意外と知らない商品名の由来

2014/01/09

新生活・準備

バヤリース、ステラおばさん......。意外と知らない商品名の由来

仕事帰り、つい立ち寄りたくなるコンビニやスーパー。そこには手頃な価格で美味しく食べられるものが盛りだくさん。でも、普段から何気なく手にしている商品の名前って案外謎が多いと思いませんか? バヤリース、チャルメラ......いったいどんな意味が込められているのでしょう? 今回はそんな気になる定番の商品名の由来について、企業に直接聞いてみました!



●実は人名だった! 「バヤリース」シリーズ

アサヒ飲料の飲料水、「バヤリース」。筆者は夏になったら無性に飲みたくなります。よく知られているのは「バヤリース オレンジ」ではないでしょうか。その「バヤリース」の意味ですが、こちらはなんと人名だったのです。1938年に瞬間殺菌法が発明され、果汁の風味や香りを損なわずに長期間保存をすることが可能になったのですが、それを発明したのがアメリカのフランク・バヤリー氏。その瞬間殺菌法を用いて、いち早く製造されたのが「バヤリース オレンジ 」だったのです。現在、多くの食品の製造法として瞬間殺菌法が採用されていますが、バヤリーさんはその功労者だったのですね!



●菌の名前をイメージ 「森永ビヒダスBB536プレーンヨーグルト」

美味しくて健康にも良い森永のビヒダスヨーグルト。その中に含まれるビフィズス菌BB536はお腹の調子を整えてくれます。ビヒダスヨーグルトの「ビヒダス」はそのビフィズス菌をもじったものだったのです。外国語だと筆者は思っていたのですが、商品名として使用するために作られた造語だそう。成分表を確かめなくても、「ビヒダス」という商品名を見るだけで、何となく体に良い食品ということが分かりますよね。



●いろいろな想いがこもった「UHA味覚糖」

「UHA味覚糖 e-maのど飴」というフレーズはよくCMなどでよく耳にしますよね。ただし、「UHA味覚糖」は商品名と言うよりは会社名だそうです。もともと「味覚糖」という言葉は、昭和27年に発売された「七色の飴味覚糖」という商品名を引き継いだもの。また、アルファベットの「UHA」はそれぞれ「ユニーク」「ヒューマン」「アドベンチャー」の略だそうです。独創的、個性的に未来に向けてチャレンジしていこうという会社の理念を反映させたものだとか。この「UHA」と「味覚糖」が合わさり、今の「UHA味覚糖」となっているそうです。わずか6文字のフレーズですが、複雑な所以があったのですね!



●創業者の叔母がモデル「ステラおばさんのクッキー」

駅ビルなどでよく見かける「ステラおばさんのクッキー」。ところで、ステラおばさんって誰なのでしょう? 実は、ステラおばさんは実在の人物で、株式会社アントステラの創業者、ジョセフ・リー・ダンクルの叔母だったのです。アメリカ・ペンシルバニア州の村で幼稚園の先生をしていたステラおばさん。子どもたちが悪さをしたらお尻を叩いて叱りましたが、その分だけ子どもたちのためにクッキーやケーキを焼いてあげるような、厳しくも優しい先生だったそうです。そして、何でもその腕前は村のお菓子コンテストで優勝するほどだったとか。ジョセフさんはそのレシピを受け継ぎ、日本で販売しました。「ステラおばさんのクッキー」を食べると何だかほっこりするのは、おばさんの愛情が詰まっているからかもしれませんね。



●60年台の「街の味」がコンセプト「チャルメラカップ」

インスタントラーメンのチャルメラが明星食品から発売されたのは1966年のことで、当時はラーメンといえば店内で食べるものと言うよりも、屋台ラーメンが一般的だったそうです。「チャルメラ」というのは、屋台ラーメンの店主が吹く細長いラッパ状の笛のこと。「街の味」というコンセプトで発売され、商品に親しみを覚えてもらうよう、このネーミングを採用したそうです。確かに、パッケージには笛を吹くおじさんのイラストがありますよね。ちなみに、チャルメラの味は東京の神田に実在していたラーメン店の味をイメージして作られたそうです。



いかがでしたか? ちなみに筆者は「チャルメラ」と聞くと、楽器の方ではなく、ラーメンを連想してしまいます。今ではすっかり定着した商品名たちですが、由来を知ると、そのネーミングを考える企業側の努力や想いが伺えますね。



文●松原麻依(清談社)

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