大学にはこんなおもしろい授業がいっぱい! 学生に聞いた「あなたの学校の一番おもしろい授業は?」

更新:2016/01/28

社会人ライフ

大学にはこんなおもしろい授業がいっぱい! 学生に聞いた「あなたの学校の一番おもしろい授業は?」

大学時代は、遊びやバイトに忙しくて、本来最も集中しなければいけないはずの講義の時間にウトウト......。という経験を持っている人は意外と多いはず。「社会人になった今、後悔している」なんて嘆いても後の祭り。でも、そんな疲れた大学生の眠気を吹っ飛ばすような魅力的な授業が全国にはあるんです。大学生へのアンケートで、「あなたの学校で最も面白かった授業・講義は?」と聞いたところ、以下のような答えが集まりました。どれも一度は受けてみたいものばかり!



【名前だけで履修決定! な授業】

・「日本大学:鈴木教授:日本の怨霊」

怨霊という若い人でも比較的興味を示しやすい話題から歴史を学べるから(女性/22歳)

——確かに、シラバスに「怨霊」と書いてあったらそれだけで履修したくなっちゃいます。



・「藤女子大学:武田講師:怪物論」

中国と日本における「怪物」に対する認識などについての講義であるが、他ではないだろう伝奇や特撮を見て考えるところが面白い(女性/22歳)

——出ました。「怨霊」に続く、名前インパクト講義。これも、内容を考えるだけでワクワクしますね。



・「上智大学:毒物学」

名前からして奇天烈だから、かなり人気があり、しかも単位もとりやすい(女性/22歳)

——雑学が増えそうですね。その上単位も取りやすいなんて最高!



【のぞいてみたいハイレベル授業!】

・「東京大学:交渉学」

毎回、ロールプレイングを行う(女性/26歳)

——東大生同士の交渉で行われる頭脳戦の模様を見てみたいものです。



・「東京大学:相田 卓三教授:超分子化学を利用する機能性材料の分子設計」

最新鋭の研究で、我々のいく産業のトップ(男性/27歳)

——頭カチコチの文系である筆者には想像もつきませんが、確かにスゴいことをやりそうです。



・「近畿大学:水産増殖学実習」

この実習は普段体験することのない、養殖現場の実習を行える(21歳/男性)

——近畿大学といえば、「近大マグロ」が有名ですが、やはり現場を見られる体験は貴重ですよね。



・「慶應義塾大学:竹中平蔵教授:アートの世界」

教授が経験豊富(男性/22歳)

——言わずと知れた有名教授。元大臣で経済学者ですが、アートにも造詣が深く、その力を強く認めています。



【思わず「なにそれ!?」と驚いてしまう講義】



・「早稲田大学:陣野俊史先生:マイナー文学論」

先生がとにかく面白く巧みな話術で引き込まれる。また出版業界に携わっている方なので業界の裏話的なこともこそっと話してくれたり、期末レポートも作品を書いて提出しても良かったりととても楽しかった(女性/21歳)

——マイナー文学に一体何があるというんでしょうか。マニアックでついていけないのではないのかとドキドキしてしまいます。



・「金沢大学:廣瀬教授:コーヒーの世界」

1杯のコーヒーが、世界を動かしていることを知ることができる(男性/24歳)

——廣瀬教授は、工学博士だそうです。なぜ、コーヒーなのでしょうか。謎が深まりますが一部では有名な講義らしいです。



・「早稲田大学:森川友義教授:恋愛入門」

恋愛についてそんなことが実行できるのかと思う方法を教えてくれるので。話しのネタになる。ゲストに芸能人がきたりして豪華(女性/23歳)

——メディアでも取り上げられることの多い、早稲田大学の名物講義。



【学生も夢中になる、オリジナリティ溢れる授業】

・「共愛学園前橋国際大学:奥田教授:青年心理学」

講義中、教授の質問に対して、Twitterを使って学生が考えを述べる。様々な意見があがって面白い(女性/22歳)

——テレビ番組のような講義ですね。これならボーっとすることはなさそう。Twitterを使った同様の授業形式は筑波大学などでも行われているようです。



・「金沢工業大学:プロジェクトデザイン」

市場調査から設計まで,会社で行うような一連の流れを授業や実技を通して学べる(男性/22歳)

——特色のあるカリキュラムで注目を集めるKITの学びながら実践力も身につきそうな授業です。



・「大阪芸大:田中教授」

ワンピースのルフィの声優の田中真弓さんが講義をしている。立ち見がでるほどの人気。(男性/22歳)

——これはファンにはたまらないでしょうね。部外者でも潜り込みたくなってしまいます。



・「千葉大学:丸山純講師等:ディズニーの世界」

千葉大学にディズニー映画の原画が保管されていたという縁で開講された授業。ディズニーの世界を、社会・歴史・芸術等、多方面から考察するらしい。受講希望者が多いせいで抽選になり、毎年ものすごい倍率になる(女性/24歳)

——講義のある教室は本家ディズニーランドに負けず劣らずの混雑ぶりになりそうですね。



さて、みなさんいかがでしたか? ここには紹介しきれませんでしたが、他にも特色があって面白い授業はまだまだたくさんありました。高等教育は義務ではなくて、権利です。大学生のみなさんはバイトやサークルも結構ですが、ぜひ学ぶ幸せを感じて日々を過ごしてくださいね。社会人のみなさんは、また大学に入り直したくなったのではないでしょうか?



文・オリスリス

アンケート:フレッシャーズ調べ(内定学生378名)

調査期間:2013年10〜11月

※大学名、教授名、講義名はアンケート文ママ

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