新年度のスタートとともに、新居に引っ越しする方も多いと思います。気になる引っ越しのあいさつ。する? しない? あいさつするなら、そのとき手渡す粗品はどうしているのでしょうか。マイナビニュース会員500名のリアルな声を集めてみました。
■引っ越しのあいさつ、しますか?
近所との関係が薄くなりつつあると言われる現代ですが、引っ越し経験のある方の56.4%があいさつをしたと答え、うち94.4%が粗品を持っていったと回答しました。
やはり引っ越しのあいさつは手ぶらではいかないのが常識のようです。
■負担にならない金額が妥当
あいさつする方もされる方も、負担にならない金額のものを選んでいます。具体的な金額は以下のとおり。
1位:500円以内...39.9%
2位:1,000円以内...31.0%
3位:300円以内...13.8%
以下、1,500円以内、2,000円以内が続きますが、割合はそれぞれ数%です。
■あくまでも無難に、がキーワード
粗品として選んだもので圧倒的に多かったのが「タオルセット」。タオルを選んだ理由で多かったのは「あって困ることはないから」とい理由です。その他にも、「だれでも喜ばれるから」「消え物がいいと思ったから」という「菓子折り」、「一般的だから」「もらって困らないもの」の「せっけんやハンドソープ」、「あってもじゃまにならない」の「洗剤、台所用品」など、日用品・消耗品も大人気です。
金額、商品ともにキーワードはあくまで「無難に」といったところでしょうか。
新しい地域で、できはじめたばかりの人間関係の中では、相手の趣味も分かりませんし、あまり自分の好みを出しすぎるのもちゅうちょします。
■もらってうれしい、こんな気づかい
「自分の出身地のお土産だから」「うちの家族が好きなお菓子」「地元の名産なので」と無難に選ばれがちな菓子折りですが、こんな理由で選ばれていると思うとちょっとうれしいですね。そこから会話が広がりそうです。
中には粗品選びが上手な方もいるようで。
「新婚旅行土産が余っていたから」(女性/25歳/その他)は新婚さんの新居でしょうか?
「もらった粗品がたくさん余っていた」(男性/41歳/販売職・サービス系)というつわものも。不要な粗品がぐるぐる回っていそうですね。
地域社会の交流がなくなりつつあるといわれる昨今ですが、引っ越しのあいさつをする人、されたいという人が約半分という割合は、多いのでしょうか、少ないのでしょうか?
いずれにしても、引っ越しのあいさつをする際は粗品持参が最低限のマナーのようです。無難なものでも、ほんの少しだけでも気持ちが込められていれば、より良いご近所づきあいがスタートするかもしれませんよ。
【アンケート対象】
マイナビニュース会員
調査期間:2013年1月11日〜1月12日
有効回答:500件
調査手法:インターネットログイン式アンケート
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