ペットを飼うときに必要な周りへの心遣いって?

更新:2016/06/17

社会人ライフ

動物の愛らしい表情は、心癒されるもの。かわいい動物と一緒に暮らしてみたい......、と考えたことがある人は少なくないでしょう。

●アパート、マンションでペットは飼っていいの?

かわいいからといって、すぐにペットを飼うわけにはいきません。自分が住んでいる住宅でそのペットの飼育が許されているのか、きちんと確認してじっくりと検討しましょう。

「そんな禁止事項聞き覚えがない」、「犬や猫はダメでも、フェレットのことは言ってなかったから飼育はOK」と、自分のあいまいな記憶や理解だけで判断せず、成立している契約内容をきちんと確認する必要があります。ちなみにアパートやマンションを借りる(契約の)前に宅地建物取引主任者による禁止事項等(重要事項)の説明が行われているはず。ペットの飼育が禁止である場合は、口頭でその旨を知らされ、さらに契約書の文面でそれを確認し署名・捺印を行っているので、契約内容が分からないでは済まされません。

もし、「犬や猫などの小動物の飼育を禁じる」と動物が特定されていない場合は「フェレットはどうなりますか?」、「小鳥は?」と事前に確認をしてトラブルを回避しましょう。

●ペット可の集合住宅なら問題ない?

以前なら、「集合住宅=ペット不可」という図式が出来上がっていましたが、近頃では、集合住宅でもペットが飼えるところは徐々に増えてきました。ペット可の集合住宅であれば、ペットを飼うことに何の問題もないでしょう。ただ、最低限、飼い主の責任として近隣に迷惑をかけないという心遣いは必要です。

ペットの三大公害は「騒音」「ニオイ」「不衛生」。自分がかわいいと思っているペットも、他人からすればこのような動物として見られている可能性があります。ペットが飼える集合住宅であっても、戸建であっても、「排泄物の処理」を怠ったり、「激しい鳴き声」を放置したりと、近隣に迷惑をかけるような行為は許されるものではありません。ペットの飼い主はペットに対する責任と同時に、社会に対する責任を負っていることを自覚することが大切です。

家でかわいいペットを飼って心豊かに過ごしたいと願っているのに、人からとがめられて逆に心がとげとげしくなっては元も子もありません。特に集合住宅に住む人は、契約を守ることは当然の義務。トラブルが発生しないように、不明な点は契約内容を読み返しておきましょう。

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