社会人になるタイミングで、約半数が「社会貢献に対する意識が変わる」

2012/03/07

入社準備

社会人になるタイミングで、約半数が「社会貢献に対する意識が変わる」

【1】社会人になると、社会貢献に対する意識が変わる  



学生から社会人になり、自分の中で大きく変わったことのひとつとして「社会人としての意識の変化」を挙げる先輩たちは多い。

「給料をもらって仕事をしている責任感が生まれる(25歳 流通)」「とにかく責任があるということ。電車が遅れても体調が悪くても自分の責任であると感じる(28歳 メーカー)」「大学4年の10月から一人暮らしを始めたが、4月からは仕送りがなくなるため一人で生きていくと意識するようになった(24歳 商社)」など、先輩たちは、社会人になることで身も心も引き締まるような責任感を感じていたようす。



そんな大人になる責任感を自覚しながら日々働いていると、自分のことだけでなく、他人や社会についても自然と関心が向くようになる。まさに、「社会人としての責任がわいてきた(26歳 IT)」と感じる先輩たちが実に多い。



でも、社会人の責任って一体何だろう? 個々それぞれ意見は異なるだろうが、近年認知度が目覚ましく高まっているのが「社会貢献」に対する意識の変化だ。アンケートでも、社会人になって社会貢献に対する意識の変化があると答えた人は約半数の48.5%に及んでいる。





【2】「グリーンリボン」は移植医療のシンボルマーク



社会貢献といえば、あなたは何を思い浮かべますか? まず、近年よく見かけるようになった社会貢献のリボンやバンドで知名度が高い(81.0%)のは、乳がん検診の早期受診と治療を推進する「ピンクリボン」。そして、同じく医療系で、約7割(69.0%)もの人がその存在を知るのが「グリーンリボン」。



グリーンリボンは、世界的に知られる移植医療のシンボルマーク。グリーンは成長と新しいいのちを意味し、「いのちの贈りもの」によって結ばれた臓器提供者(ドナー)と、移植が必要な患者さん(レシピエント)のいのちのつながりを表現している。近年日本でも「臓器移植」という言葉が広く知られるようになり、年々知名度が上がっている社会貢献キャンペーンなのだ。





【3】"意思表示"をすることが社会人の責任につながる!



臓器提供で、広く知られるのが「臓器提供意思表示カード」。死後の臓器提供については、本人の意思が尊重されるため、意思表示する人が増えている。



アンケートでも臓器提供の意思表示をしている人は23.3%で、そのうち臓器提供意思表示カードで意思表示する人がなんと68.6%。かなりの割合の人が臓器提供意思表示カードを利用していると言えるだろう。現在は、運転免許証や保険証の裏面にも意思表示欄の設置が進んでいる。入社すると渡される保険証の裏面を確認して、自分の意思を記入しておこう。また、インターネットでも登録ができ、登録すると登録カードが届く。



意思表示カードは、「臓器を提供する」意思だけでなく「臓器を提供しない意思」も表示できるようになっているため、どちらの意思も尊重されるカード。つまり、自らの身体と他人の生命について何らかの責任ある判断をするという、まさに"社会人としての責任"に通じている。



一人でも多くの人が意思を表示し、一人ひとりの意思がしっかり尊重されることで移植医療は発展していく。どちらの判断をするにせよ、社会人になったこの機会に、一人の大人として責任ある意思表示をしてみてはいかがだろう。





文●辻本圭介



調査時期:2012年2月

調査対象:マイナビニュース会員

有効回答数 200件(ウェブログイン式)

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