就活スタートの遅れを悔やんだ3つの理由

更新:2018/11/01

内定・内定辞退

■理由3:自分のやりたいことを整理する時間がなかった

「就活が始まるにもかかわらず、SPIの対策ばかりやって、自分がどんな人間で、どういうものを大事にしているのかあまり見ていなかった。自分軸が定まっていなかったから、応募した企業もバラバラ。就活は目的がブレて長期化してしまった。自己分析は大事です」(女性/金融・証券業界内定)

そもそも、自分がやりたい仕事のイメージはできているでしょうか。応募書類が通らない、面接にも通らない……この先の就職活動で「通らないこと」を悩むなら、その前に改めて振り返るべきは、「なぜこの企業でなくてはいけないのか」という理由。つまり、志望動機です。

「どこでも良いから入社できればラッキー」と考えている就活生を進んで採用したがる企業はきっとありません。就職活動は企業側が一方的に試練を課す場ではなく、企業と就活生、お互いがお互いの利益となるかを確認する作業。どんな企業に応募するにせよ、「自分が一生をかけて挑戦したいことは何か」、「なぜ、あまたの選択肢からその企業を選んだのか」といった根本的な就職する理由が定まっていなければ、どんなアピールも企業人事の胸には響きません。

長く険しい自分探しの旅は、1日や2日で完結するものではありません。それこそ、実際に求人に応募して、応募書類を書いて、面接を受ける。就職活動の過程の中で、初めて気づくという就活生も多いのです。まずは、1社。たとえ就活に気分が乗らなかったとしても、応募してみることをオススメします。気づくこと、勉強になることが、思った以上にたくさんあるはずです。

文●イワタテ(文鳴館)

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