「飲み会の参加」「ホウレンソウ」新人時代は疑問だったけど......成長して「正しい」とわかった社会のルール

更新:2016/01/28

「飲み会の参加」「ホウレンソウ」新人時代は疑問だったけど......成長して「正しい」とわかった社会のルール

新人社会人にとっては、一年目は特に、初めて体験する社会のルールや上司の考えを疑問に思うことって多いですよね。そんな疑問も何年か過ぎると「正しかったんだ」とわかることも。今回はそんな、後々正しいと分かった新人時代の疑問について社会人男女に聞いてみました。





■新人時代は「おかしい!」と思っていた社会のルールや上司の言動などが、今になって考えるとやっぱり正しいなと感じることを教えて下さい

●出社・残業・有給休暇

・有給休暇は病気のときに使えと言われたが、今になるともしものときに備えなければと思う(男性/49歳/通信)

・有給は取らないより取ったほうがよい(女性/30歳/ホテル・旅行・アミューズメント)

・土日関係なく働く(女性/30歳/生保・損保)

・始業時間の30分前には会社に着いていなくてはいけないこと(男性/27歳/情報・IT)

・早く帰れるときは早く帰る。なかなか定時に帰れる仕事じゃないので(女性/32歳/その他)





有給休暇の扱いは新人には難しいもの。今回のコメントでも正反対のことが寄せられていますからね。会社によって考え方も大きく変わってしまうようです。





●上司との関係

・上司の命令は絶対(男性/23歳/団体・公益法人・官公庁)

・上司に対して「承知しました」ということ。よそよそしいと思っていたが、それが一番ピッタリな言葉と思うようになった(女性/23歳/生保・損保)

・上司の機嫌を取るという風習(女性/34歳/ホテル・旅行・アパレル)





「組織にいる以上上司の命令は絶対だ」という考え方に対しては、新人社員にとってはなかなか理解できないことかもしれませんね。機嫌を取ったりする行為についても同様なようです。





●朝の活動

・朝礼はいちいちやらなくてもと思っていたが、ないと不便だと思う(男性/29歳/機械・精密機器)

・朝礼。そこでの報告が一日のスムーズな仕事につながるから(女性/30歳/建設・土木)

・「朝は早めに来い」という言葉。今になって早く来て早く済ませることはとても重要だと思う(男性/32歳/食品・飲料)



朝礼を導入している会社、まだまだ多いようですね。あとは定時より早めの出社を強制されている職場も多いようですが、あとあとその大切さが分かったという意見、とても多いように思います。





●ホウレンソウ

・報連相は、部下ができてからその重要性がよくわかった(男性/28歳/建設・土木)

・ホウレンソウはいざ上司の立場になると不可欠だと思う。だから部下にも徹底を指示している(男性/50歳以上/団体・公益法人・官公庁)

・日報・週報などは無駄だと思っていたが、実際に上に立つと大事だということが分かった(男性/32歳/電機)





よく言う「報告」「連絡」「相談」、いわゆるホウレンソウを挙げている人は多数いました。新人時代は面倒くさいと思ってしまうことの代表例ですが、いざ自分が上役になると......ということでしょうか。





●飲みニケーション

・会社の飲み会への参加。面倒だったが人間関係を円滑に進めるためには実用だと実感した(女性/24歳/食品・飲料)

・飲みニケーションはおかしいと思っていたが、人付き合いを学べるので必要だと思う(男性/32歳/機械・精密機器)

・飲み会の場でしか話せないことがあるから、やはり飲み会には参加すべきという言葉は正しい(女性/26歳/学校・教育関連)

・酒の席は断るな(男性/27歳/建設・土木)





飲み会への参加の意義については、賛否両論ありますが、多くの人が、後々参加しておいてよかったという意見を持っているようですね。新人にとってはなかなか嫌な集まりかもしれませんが......。





●その他

・あいさつをしっかりするように。あいさつがないと気持ちのいいコミュニケーションは取れないんだと今になって思う(女性/32歳/その他)

・メモを取れ。多くのやらねばならないことを忘れないためには必要(男性/28歳/警備・メンテナンス)

・辛くても3年は辞めずに続けろ。3年目くらいから自分の業務の意味や面白さが分かるようになったからそう思う(女性/31歳/小売店)

・時間を守ること。厳しすぎると思っていたけど、とても重要なことだと今になってわかる(男性/30歳/運輸・倉庫)

・議事録の大切さ。後から「言った言わない」の問題が起こるから(女性/29歳/情報・IT)





いろいろな意見が寄せられました。時間厳守やメモを取るといった基本的なことですが、どうにも理解できない時期はあるものですよね。





いかがでしたか? 新人社会人のみなさんは、今思っていることでも、このように理解できるときが来るかもしれません。いろいろ考えてから判断してみてくださいね。





文●ロックスター





調査時期:2015年5月

アンケート:フレッシャーズ調べ

集計対象数:社会人男女351人(インターネットログイン式)

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