「上司の誘いを平気で断る」「GLAYを知らない」新人と接して「ジェネレーションギャップ」を実感したこと

更新:2016/01/28

「上司の誘いを平気で断る」「GLAYを知らない」新人と接して「ジェネレーションギャップ」を実感したこと

年齢も育った環境もバラバラの人たちが集まる会社という組織。だからこそ、会話の端々でかみ合わなかったり、通じなかったりすることも多々あります。人々はそんなかみ合わなさを「ジェネレーションギャップ」と呼びますが、先輩社会人たちは新入社員たちに対して、どんなギャップを感じているのでしょうか?





■流行の話が通じない......!

・雑談していたらドラゴンボールを知らなかった(女性/30歳/機械・精密機器)

・ドラマの話をしていて、山口智子が誰かわかってもらえなかったこと。仕事の合間の息抜きのつもりで話したことが、息抜きにならなかった(男性/36歳/機械・精密機器)

・ゲッツを知らない(男性/27歳/建設・土木)

・3歳違うだけで小室ファミリーが「何それ?」という感じ(男性/25歳/その他)

・90年代の流行を全く知らない(女性/27歳/団体・公益法人・官公庁)

・セーラームーンをしらないと言われたこと(女性/33歳/学校・教育関連)

・B'zやGLAY知らなった(女性/27歳/建設・土木)

・ビデオテープを巻き戻すということを知らなかったばかりか、ビデオテープ自体を知らなかった(男性/42歳/自動車関連)

・勤務先の企業の20年前のテレビCMを知らなかった(女性/29歳/金融・証券)





一番ジェネレーションギャップを感じるのがこういった流行やカルチャーの話が通じない点。こればかりはしょうがありませんね...。





■新人のほうが堂々としているかも!?

・上司と普通に話せる(男性/39歳/情報・IT)

・新人なのに堂々としていて若い世代の人はすごいなと思った(女性/30歳/団体・公益法人・官公庁)

・物怖じしない。自分のプライベート(恋愛)がオープン(女性/28歳/医療・福祉)

・上司にあまり気をつかわない(女性/33歳/医療・福祉)

・敬語の間にタメ口がはいる(女性/34歳/商社・卸)

・基本的に、上司をあまり怖がらない(男性/48歳/アパレル・繊維)

・よく言えば物怖じしない、悪く言えば遠慮が足りない。取引先にあいさつさせたら、トーク炸裂。もっと新人らしく振舞ってほしかった(女性/28歳/商社・卸)

・ラフな服装で研修に来ている。自分たちはスーツだったなと思うと時代は変わったのかと思いました(女性/24歳/機械・精密機器)

・ですます口調ではなく「っす」という語尾(女性/27歳/人材派遣・人材紹介)





自分たちの時代は会社の上司や先輩はとても怖いものでしたが、新人にとってはそうでもない? あまりのフランクさに驚いている先輩社会人も多いようです。





■個人主義に対する意見も......。

・自分の頃、嫌でも上司とお昼を共にしたけど、今時の若者は気兼ねなく同期の仲間とご飯を食べている(男性/43歳/機械・精密機器)

・上司の誘いも平気で断るところ(女性/27歳/情報・IT)

・飲まないからと飲みを断る(男性/46歳/電力・ガス・石油)

・酒を飲まない人が増えた気がする(男性/31歳/商社・卸)





あまり目上の人に気を使わなくなっているのでしょうか。たしかに、お酒が飲めないのに飲み会に付き合うのはつらいですからね......。





■IT環境やガジェットの使いこなし方にも差がでます

・ツイッターなどを活用しているところ(女性/27歳/電機)

・業務報告がLINEで来る(女性/27歳/機械・精密機器)

・タブレットの使い方が慣れすぎている。私は苦労して覚えたのに(女性/30歳/医療・福祉)





小学生のころにはネット環境が整っていて、中学や高校のときからスマートフォンを使っているのが今の新人たち。小さいころからそういたった環境やアイテムに触れている分、ITを使いこなすことに長けています。





やはり多かったのが芸能やカルチャーなどの流行に関すること。また、新人の態度に言及する人も多くみられました。でも「最近の若者は〜」は一説によると平安時代から言われ続けていることだとか。こればかりは、避けては通れない時代の壁といえるのではないでしょうか。





調査期間:2015/4月(フレッシャーズ調べ)

調査対象:社会人男女

有効回答件数:278件

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