【就活10年の変化】3月時点で半数が内々定!? 今の売り手市場をマイナビが分析
こんにちは、リリースピッカーのゆうです。今日は気になる情報をご紹介します!
マイナビは12月1日、いままでの「就活スケジュール」と新卒採用市場の変化などを振り返る資料を発表した。
まず初めに、「就活スケジュール」施行から現在への変遷について見ていく。1953年に成立した「就職協定」が1997年に廃止され、経団連が「倫理憲章」を制定。2003年には「採用選考活動 開始4月・内定日10月以降」に統一された。
その後、2011年から採用広報活動の期間が設けられ(12月に採用広報活動開始)、2013年には、「採用広報活動開始3月・採用選考活動開始8月」に後ろ倒しされた。しかし、2015年には採用選考活動開始が「6月」に前倒しされることに。
ここで発表された「採用広報活動開始3月・採用選考活動開始6月・内定日10月以降」の基本スケジュールが17年卒の学生を対象に始まり、以降現在(27年卒)にいたるまで継続されている。
そして、現行スケジュールへの変更の最初の年の17年卒の採用では、スケジュール変更で「主に良い影響があった」という企業は12.6%で、「主に悪い影響があった」という企業は32.2%となった。
「主に良い影響があった」という企業からは、「採用にかかる期間」(61.3%)という声が最も多く、「悪い影響があった」という企業は「学生の量」(54.2%)が最も多く寄せられている。
次に現行スケジュールで最初の対象だった17年卒の学生と、26年卒の学生の「内々定率の変化」を見たところ、17年卒の学生の3月時点の内々定率は3.3%、6月時点では65.3%だったが、26年卒の学生では、「3月時点の内々定率」(54.6%)「6月時点の内々定率」(82.8%)といずれも大幅に増加している。
同社は「特に、3月時点での内々定率は17年卒に比べ約16倍に増加し、近年の新卒採用における売り手市場化を受けて学生が内々定を得る時期が前倒しになっていることがわかる」と分析する。
また、「企業の採用充足率の変化」を見ると、17年卒の新卒採用における企業の採用充足率(内定者数÷募集人数)は87.7%と9割近くだったが、26年卒の新卒採用における採用充足率は、69.7%と7割を切り、現行スケジュールにおいては過去最低を記録する結果となっている。
調査を担当したキャリアリサーチラボの研究員・長谷川洋介氏は次のようにコメントする。
「現行スケジュールの発表から今年で10年、採用市場は『売り手市場化』と『早期化』という二つの潮流に大きく揺れています。26年卒では採用充足率が過去最低を記録するなど、企業にとって厳しい状況が続く中、競合他社よりも早く内々定を出したいという意識から、徐々に選考時期の前倒しが進んだと考えられます。
その結果、学生は3月時点で過半数が内々定を持つ状況にあり、企業・学生ともにスケジュールと異なる動きが顕著です。しかし、過度な早期化は企業理解不足やミスマッチを招き、学生・企業の双方にとってリスクとなり得ます」
編集/ゆう(ガクラボメンバー)





















