みんなが食品購入時に意識していることは?「昔ながらの手作り料理」を取り入れたいと思う人が増加中?#Z世代pickフレッシャーズ

2025/03/01

社会人ライフ

こんにちは!リリースピッカーの杏奈です。最近、物価高騰で食費がどんどん高くなっていませんか?今日はそんな食費に関するお話です。

約3万人の「フーディスト®(料理インフルエンサー/料理クリエイター)※」が参加する、日本最大級の料理インフルエンサーネットワーク事業「フーディストサービス」を展開するアイランド株式会社は、会員登録するユーザーに対し、食や料理を中心とした2024年の振り返りと2025年の展望をテーマにしたアンケートを実施した。

2024年の生活について、61%が「満足」と回答しているものの、相次ぐ物価高騰による家計への影響は大きく、時短・簡単料理と共に節約料理のニーズが引き続き高い傾向という。2025年の食費について「前年と同程度を維持」が54%、「節約のために削減」は27%となり、「節約志向」が継続していくことが推測される。そのなかでも、お金をかける支出とのバランス、プチ贅沢といったメリハリ消費への意識が鮮明になっている。

【調査サマリー】

<2024年振り返り>

・生活全般は61%が「満足」

・作る頻度が多かったのは「短時間で作れる料理(50%)」「健康を意識した料理(48%)」

・食材購入時の意識、「低価格の食材」「規格外や訳あり」「日持ち」など食材価格の高騰の影響が上位に

・食材の買い方、半数以上が「必要なもの以外はなるべく購入しない」。家計を守る「メリハリ」のある購買意識

<2025年について>

・食費について「前年と同程度を維持」が54% 「節約のために削減」は27%

・取り入れたい食関連のキーワード:「昔ながらの手作り料理(56%)」「家庭菜園(38%)」「サスティナブルな調理(37%)」が上位

【調査結果】

(1)2024年振り返り:生活の満足度

2024年生活全般の満足度については、61%が「満足」、39%が「満足していない」と回答している。自然災害や経済の停滞感など大変なことも多い年ではあったものの、自身のこれからの生き方を考えること、家族と平穏に暮らせたことへの満足度は高い傾向にある。一方で、特に物価高騰による生活の厳しさが引き続き大きな影響を与えている。

【満足している】

・物価高騰やお米不足などいろいろありましたが、工夫することで家庭料理を丁寧に作れた年でした(50代・女性)

・久々にプライベートで海外旅行できたし趣味を探求できた(40代・女性)

・家族が皆んな健康で行きたい場所へ行き、やりたい事もできた(50代・女性)

・定年後の楽しみとして始めた家庭菜園で充実した日々を過ごすことができました(60代以上・男性)


【満足していない】

・お米の値上がりが一番ショックでした(30代・女性)

・食品の高騰で外食が減り食材も買い控えするようになりました(60代以上・女性)

・様々な価格上昇により例年より行動範囲が狭くなった(50代・男性)

・収入が安定せず、貯金が崩れる一方で今後の生活への不安を抱えていました(30代・女性)

(2)2024年振り返り:作る頻度が多かった料理

2024年に作る頻度が多かった料理については「短時間で作れる料理」が50%と最多になった。次いで「健康を意識した料理」が48%、食材の価格高騰の影響も大きかった「節約料理(43%)」、種類も豊富で手軽な「麺類(32%)」など、時短・簡単・節約料理のニーズが引き続き高い傾向にある。

(3)2024年振り返り:食材購入時に意識していたこと

2024年食材を購入する際に意識していたことについて、「健康を意識した食材・調味料(52%)」が最多となり、近年続く健康ブームの影響がうかがえる。一方で、「低価格の食材や調味料(40%)」「規格外や訳あり食材(39%)」「日持ちする食材(34%)」なども上位になり、食材価格の高騰の影響が大きいことが推測される。

(4)2024年振り返り:食材の買い方

食材の買い方について、「必要なもの以外はなるべく購入しない(55%)」「全体的に食費を節約する(49%)」「時々贅沢なものを購入する(48%)」が上位となった。物価高の影響で家計を守る意識も強く、本当に必要な商品を選ぶ「メリハリ」を意識した購買意識が強い傾向にある。

(5)2025年:食費をどのようにしていきたいか

2025年の食費について、「2024年と同程度の食費を維持」が54%、「節約のために食費を削減」は27%になっている。物価高騰の終わりが見えないなかで、「節約志向」が継続していくことが推測されるが、「しっかりと貯蓄したい」「自炊と外食などメリハリのある食事を楽しみたい」「出費は現状を維持したい」といった回答もあり、支出とのバランス、プチ贅沢といったメリハリ消費への意識が鮮明になってきている。

【フリー回答】

・食費以外節約できるところが思いつかないので、もう少し節約をして将来の貯金に回していきたい(30代・女性)

・主食の米や購入頻度の高い卵の値上がりは厳しく、かなりの打撃でした。引き続き他食品で節約を心掛けたい(50代・女性)

・フルタイム勤務なので家事にかける時間は少な目ですが、なるべく内食を増やし食材を工夫して食事を楽しみたい(50代・女性)

・価格が高騰しているので、これまでの食費を維持するのは不可能だと思っています。ある程度、おいしいものも食べたいので、節約&豪華のメリハリをつけたいです(40代・女性)

・食べることは健康維持につながるので今より質を落としたくない(50代・男性)

・きっと値上がりは、続くはずなので献立や調理法で食費を維持したいです(50代・女性)

・健康やメンタルにも影響が出る部分なのである増やさず減らさず、現状維持したい(30代・女性)

・家族が好きなものを作っていきたい(40代・女性)

(6)2025年:取り入れたい食関連のキーワード

2025年に取り入れてみたい食関連のキーワードに対して「昔ながらの手作り料理(56%)」「家庭菜園を取り入れた自給自足(38%)」「サスティナブルな調理(37%)」が上位となった。

「健康をより意識して発酵食品を摂っていきたい」「自動調理家電で時間もうまく使って電気代やガス代の節約にも繋げたい」「食費を抑えながらも寂しくならないように外国のメニューを取り入れたりバリエーションを出したりしたい」「趣味の家庭菜園を充実させて家計の足しにしていきたい」など、現在の生活に取り入れやすく健康的かつ合理的なスタイルで食や料理を楽しみたいという意識がみられる。

■アンケート概要

2024年の生活に関するアンケート

回答者詳細:・性別 男性12% 女性88% 回答しない1% 

      ・年代 20代1% 30代18% 40代27% 50代36% 60代以上18%

有効回答 :301名 ※設問により回答数が異なります 

アンケート実施期間:2024年12月12日~12月20日正午

「フーディスト®」及び「フーディストサービス」について

「フーディスト®」とは、弊社にフーディスト®会員として登録する、「ブログやInstagram、XなどのSNSで日々料理や食について積極的に発信する料理インフルエンサー・料理クリエイター」の方々です。
フーディストサービスは、日本最大級の料理インフルエンサープラットフォームサービスです。約3万人の料理インフルエンサー「フーディスト®」とともに、料理メディア及びコミュニティ(フーディストノート、レシピブログ、)を運営しています。 また、企業向けに料理インフルエンサーとのマッチングを行う「フーディストナビ」「フーディストパーク」では、フーディストとクライアントとのコラボレーションを企画・提案しています。※フーディスト®はアイランド株式会社の商標登録です。

アイランド株式会社

「フーディストサービス(フーディストノート/レシピブログ)」「おとりよせネット」「朝時間.jp」などのサービスをはじめ、イベントスペース「外苑前アイランドスタジオ」を運営しています。これまでありそうでなかった「こんなサービスがあったら、自分たちもみんなも嬉しい」サービスを考え、日々の生活が豊かになるサービスの提供を目指しています。

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編集/杏奈(ガクラボメンバー)

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