内定決まったらどうする? 次はどういう目標に向けて走り出せば良い? ライフプランの立て方を解説 #キャリアロードマップの一歩目

2022/11/04

入社準備


こんにちは! キャリアカウンセラーの"ひつじ"です。
まだまだ内定を目指して頑張っている人もいますが、内定式が終わり、ほっと一息ついた人は多いのではないでしょうか? 就職活動終了の達成感が冷めてくると、「これから自分はどうしたら良いんだろう?」と将来への不安を感じ始めることがあります。
そこで今回はそういった不安の解消方法についてお話していきたいと思います。

<目次>
1.内定を得た後にやってくる気持ちの波
2.ライフプランを立ててみよう!
3.どうしてプランを立てるの?

内定を得た後にやってくる気持ちの波


昔は内定を取ったり、内定式が終わると、解放感から「さあ遊ぶぞ」「卒業旅行どこへ行こう」「髪色戻すなら今だ!」みたいな声をたくさん聞き、「遊びも良いけど、頼むからちゃんと卒業してよ」と口うるさく言ったものです。

ところが最近の人たちは、就職が決まったことをきっかけに「これからは何を目指せば良いのだろう」「これからの人生についてしっかり考えないと」と将来設計について思い悩む人が増えてきたように感じます。
個人的には、学校の勉強をきちんとしつつ、残り少ない学生生活を楽しんだら良いのでは?と思っています。しかし、「少しでもより良い人生になるために打てる先手があるのであれば打っておきたい」と思わざるをえないのは、今のこのご時世では仕方がないのかもしれません。

ライフプランを立ててみよう!


さて、みなさんの人生における目的・目標は何でしょうか?(目的と目標の違いについては、過去の記事「続けられて達成できる目標設定のコツ」を読んでみてください)。

みなさんが二十数年生きてきた中で、ぼんやりとではあっても、こういう人生を送りたいなというものはあったと思います。それが就職活動をしていく中で、割と具体的になり、今回仕事が決まったことで、ある程度具体像が描ける段階になってきました。
働く自分を想像して、目的目標を意識して、ライフプランを考えてみましょう。

結婚、出産、住宅購入、車両購入、リタイア等々、するのか・しないのか、年齢の目安(する場合)を考えていきます。

次に、各ライフイベントにおける必要な費用を見ていきましょう。少し数字は古いですが全国銀行協会の資料(https://www.zenginkyo.or.jp/fileadmin/res/education/free_publication/pamph/lps/life0320.pdf)がわかりやすいです(新しい数字を知りたい人はネット検索かけてみてくださいね)。

そして、自分の就職先の年収も参考にしつつ、そのライフプランを実現していくためには、どれだけの収入があれば実現できるのかを考えます。

ちなみに上場企業の場合、EDINETというサイトに各社の「有価証券報告書」という資料が掲載されています。
有価証券報告書の前の方に「従業員の状況」という項目があり、「平均年齢」「平均勤続年数」「平均年間給与」が記載されています。これと新卒採用の求人票があれば、おおよその収入の目安はたつと思います。

自身の年収を上げようと思えば、仕事ができないといけません。
なので、今度はどういう風に仕事をしていけば良いのかキャリアプランを立てていきます。まだ働いてもいないのに、仕事の進め方なんてイメージできないよという人は厚生労働省の「キャリアマップ」(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000093584.html)を参考にしてみてください。

「仕事はお金じゃないよ」と言う人もいますが、やりがいだけでは生活はできません。なので、キャリアとお金はひっくるめて考えておいて欲しいと思います。

また、ライフプランとキャリアプランをつき合わせてみて、しっくりこないなというときは、自分の譲歩できる部分を修正していってください。
こういうことを言ったら各社の採用担当者に怒られそうですが、「就職先の年収では自分の思い描くライフプランが描けない」と思ったときは、将来的に転職するという選択肢を持っておくことも大切です。

どうしてプランを立てるの?


ライフプランやキャリアプランは決めたからといって、その通りにする必要はなく、状況に応じて柔軟に修正していくものです。

それなら作る必要はないのでは?という意見も聞きますが、目的目標が明確化されているかどうかでモチベーションは全く異なるし、仕事を通しての成長も異なってきます
迷って回り道することで、得られることもたくさんありますが、キャリア採用をしていると「目的を持って働いてきた人」と「漫然と働いてきた人」の差は歴然です。今の時代、日々をやり過ごしていると、後々で行き詰まる可能性が大いにあるので、目的目標を持って進むという意識を持ってもらえたらと思います。

最後に


値上げやら、円安やら暗くなるニュースが多いせいか、喜ばしい内定という節目にも関わらず「自分の人生の先が見えて、もう輝かしいものはないんだなと思って落ち込む」という話を聞きました。

いえいえ、20代は輝かしいし、まだ何者にでもなれますよ。チャレンジせずに諦めて、自分の可能性を自分で潰さないでください。

レアな例ですが、私の出産時の主治医は会社員からのキャリアチェンジ組で、スキルも人間性も素晴らしい先生でした。

またいずれ記事に書かせてもらいますが、働くってあなたが思う以上に良いものなので、あまり不安な気持ちを持たずにいてもらえたらなと思います。「ちゃんと卒業してね」と口うるさく言っている私が言うのも何ですが、残り少ない学生生活を楽しんでくださいね。

ライター:ひつじさん文・ひつじ
キャリアコンサルタント&産業カウンセラー。新卒入社の企業での採用&研修担当を経て、現在はコンサルティング会社にて企業の相談事をメインに活動中。子持ち、資格マニア、雑学大好き。就職転職だけでなく、結婚出産等も含めたキャリア相談に定評あり。
Twitter:@ career_sheep


キャリアロードマップの一歩目
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