ブロックチェーンとはぶっちゃけ何? 何がすごいのか? その活用のされ方を今のうちに知っておこう!

2022/09/06

ビジネス用語

ニュースや記事などでたびたび聞くことの増えた「ブロックチェーン」という言葉。

一体どういう意味なのか、理解せずに聞き流している人も多いでしょう。

「ブロックチェーン」は元々ビットコインを動かすために開発された技術であり、金融やIT業界でトレンドとして広まっています。

最近では、介入できる業界は幅広く、日常生活でもよく聞く言葉になってきました。

「ブロックチェーンって何?」

「たとえばブロックチェーンはどこで使われてるの?」

このように考えている方もいるでしょう。

ここでは、ブロックチェーンの定義や基本的な仕組みについて説明しています。

ブロックチェーンとは何?

ブロックチェーンとは、 情報の取引履歴などをブロックにして、そのブロック間を鎖(チェーン)で結ぶことで取引履歴を正確に確認する技術のことを指しています。

以下3つの観点から、詳しくみていきましょう。

  • ・ブロックチェーンの定義について
  • ・ブロックチェーンにはどんな特徴がある?
  • ・ブロックチェーンと仮想通貨の関係

ブロックチェーンの概要について

総務省のホームページでは、ブロックチェーンの概要は以下のとおりに記されています。

ブロックチェーン技術とは情報通信ネットワーク上にある端末同士を直接接続して、取引記録を暗号技術を用いて分散的に処理・記録するデータベースの一種。”(総務省通信白書より引用)

簡単に説明すると、 暗号技術を用いることで簡単にデータの改ざんができなくなり、同一データを分散的に保存できる技術のことです。

ブロックチェーンは「インターネット以来の技術革新」と呼ばれるほど期待の大きい技術であり、注目をあびています。

実際には後述する「チケット転売防止」「行政サービスへの介入」など、さまざまな場面において使われており、ネット世界である現代に必要不可欠な技術です。

ブロックチェーンにはどんな特徴がある?

ブロックチェーンには、以下のような特徴があります。

  • ・改ざんが事実上不可能
  • ・取引の記録を消去できない
  • ・自律分散システムである

改ざんが事実上不可能

ブロックチェーンは、 情報をブロックでつつみ鎖でつなげるように情報を保持しています。

あるブロックには前のブロックの要約も含まれているので、 一つのデータを改ざんするのであればすべてのブロックも改ざんする必要があります

そうなると、膨大な計算が必要となり、一つのパソコンで計算するのは不可能です。

そういった観点から改ざんするのは困難であり、事実上不可能だと言われています。

取引の記録を消去できない

ブロックチェーンのそもそもの目的というのは「取引の正確な記録を残すこと」です。

そのため、たとえサーバーの管理者であっても、データを消去することはできません。

ブロックチェーンの技術があるだけで、信頼度が高まるため行政における投票や、金融サービス、著作権管理など、 絶対に保持しておきたいデータを公明で正確なものとして記録することができます

逆に言い換えると、データを消去することが不可能なので、個人情報などをブロックチェーンで扱う場合は誰にも消せなくなるので危険です。

扱うものに、ブロックチェーンは合わせていく必要があります。

自律分散システムである

ブロックチェーンは 自律分散システムであり、中央集権を必要としません

たとえばATMなどのサービスは、サービス提供者がいるから使用できますが、ブロックチェーンには管理者がおらず参加者同士で運営していく仕組みになっています。

一人に任せるのではなく、管理者を分散させる仕組みがブロックチェーンの特徴です。

ブロックチェーンと仮想通貨の関係

ブロックチェーンは、 ビットコインを動かすために開発された技術であり、仮想通貨とは切れない強いつながりがあります

ビットコインとブロックチェーンを開発したのは「サトシ・ナカモト氏」と呼ばれており、人なのか組織なのか、その詳細は知られていません。

サトシ・ナカモト氏は誰にも介入されずにシステムダウンもさせず、改ざんもされない公正な取引を記録するための新たなインフラを整備するために、ビットコインを開発したと言われています。

いまやビットコインは、金融取引や資産運用としても普及しています。

そのビットコインを支える土台として、ブロックチェーンという技術が開発されたのです。

ブロックチェーンの基本的な仕組みについて

ブロックチェーンの 基本的な仕組みは、分散型台帳という仕組みが基本になっています。

分散型台帳とは誰かが管理してくれる集中管理型とはちがい、 複数のシステムでそれぞれが情報を保持し、つねにどこかのシステムと同期が取れている状態のことです。

このような設計にすることで、システムがダウンすることを防ぎ、全体の運営に悪影響が起きにくいメリットがあります。

そもそも、ブロックチェーンが成り立つには複数のネットワークユーザーやシステムが必要ですが、なぜ多くの人がブロックチェーンに関わっているのでしょうか。

ブロックチェーン上のデータは記録される前に「そのデータは正しいものかどうか」確認が必要となります。

その確認を手助けすると、ビットコインが報酬としてもらえるので、参加する人が多いのです。

このように、 ブロックチェーンの運営を助けるだけでビットコインがもらえるので、稼ぐ方法としても使われています。

ブロックチェーンが注目されているのはなぜ?

ブロックチェーンはビットコインだけではなく、多くの業界で介入が進められています。

データの改ざんが困難であること、取引を正確に記録できることは、ネットのなかで一番重要視される技術だからです。

ブロックチェーンは、インターネット以来の技術革新とも言われるほど期待が高まっており、 公の取引だけではなく個人間の取引でも信頼度を高めていくことができます

まだ名前が知られていないサービスでも、ブロックチェーンにデータを保持しているのであれば、それだけで安心できる材料だと言われるほどです。

ハッキングやサイバー攻撃は止まることをしりません。

ネット世界が当たり前となってきた現代において、守りが堅いことはそれだけ注目度を浴びる要因となるでしょう。

ブロックチェーンの活用例

実際にブロックチェーンを使って技術について、以下2つの観点から説明します。

  • ・チケットの転売防止【例)ジャニーズのチケット】
  • ・行政サービスへの活用【例)エストニア】

チケットの転売防止【例)ジャニーズのチケット】

2022年3月、ジャニーズの公式でブロックチェーンを利用したチケットの販売を実験的におこなうことが発表されました。

近年「転売ヤー」という言葉が流通しており、チケットを高額で転売させないよう、イベント主催側はさまざまな方法をとってきました。

実際、ジャニーズが起用したブロックチェーンでチケットの販売をすると、情報を保持しているおかげで転売が防止されるようになります。

なぜなら、「この人、この前もチケットを譲渡している」と、ブロックチェーン上で記録されているからです。

このように、チケット市場でもブロックチェーンは活用され始めてきており、人々を悩ませていた転売ヤーの撲滅にもつながるでしょう。

行政サービスへの活用【例)エストニア】

1991年ソビエト連邦から独立した、北ヨーロッパにある エストニアは、小さい国ながらでもデジタル先進国と呼ばれるほど技術革新が素晴らしい国です。

エストニアでは「e-Estonia(電子国家)」というスローガンを作るほど、官僚問わず全国民がIT技術を積極的に取り入れています。

たとえば、 納税や投票、結婚離婚の手続き、さらには医療情報や銀行の取引もすべてインターネットひとつで完了できるようになっています。

エストニアはブロックチェーンをどの国よりもはやく取り入れた国として注目を浴びており、まさに電子先進国です。

アナログが離れない日本では、ブロックチェーンの取り入れはまだまだ先となりそうですね。

近い将来ブロックチェーンが当たり前になるかもしれない!

近い将来、 ブロックチェーンが当たり前となる未来がやってくるかもしれません。

ネットとはきっても離れられないつながりを、人々は持っています。

日本でもやっとマイナンバーが普及してきており、IT化が進められています。

納税や投票がネットで完結している国も実際にあることから、ブロックチェーンの活用の幅は広く、 むしろブロックチェーンを利用していないことがマイナスになる時代がくるでしょう。

そうなった時、情報が追いつかなくわけのわからない状態にならないためにも、今のうちにブロックチェーンについて知っておくことが大切です。

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