例え二十何年生きてきた人生経験豊富な大人でも、苦い恋愛経験はいつまでも尾を引くもの。「まじでつらい……」「あの時、ああしていれば…」自分では消化しきれないどうしようもない思いを抱えていませんか?
確かに失恋というものは、辛くて苦いショックな経験ですよね。でも、もう恋なんてしないなんて言わせないよ絶対。
ここは、傷ついたあなたを少し前向きにしてくれる失恋クリニック。あなたが再びアドレセンスな週末を過ごせるように、酸いも甘いも、色々な恋愛を経験してきた諦子(あきこ)せんせいが、悩みを分析し、恋の忘れ方を処方します。
諦子(あきこ)せんせい
失恋クリニック/恋愛処方箋技師
失恋患者さんたちは諦子せんせいの核心をついた回答に妙に納得してしまう。
「「受け」から始まったとはいえ、最終的にはかなり好きだったんだと思う」とありますが、「受け」から始まったから、最終的にフラれて忘れられなくなったのではないでしょうか。
男の人には狩猟本能がある、と恋愛面でもよくこの言葉、使われますね。
あなたは彼女が自分から距離を置くのを感じて、すっかり心に余裕がなくなり、途中から狩猟本能が駆り立てられて「好き」という気持ちが盛り上がってしまったのでしょう。最初は彼女からの好意だったので、その辺りが刺激されなくて落ち着いていられたのにね。
結論、彼女を忘れられないのは単純に男性心理の特徴によるものです。
男って、去るものは追いたくなるもの。というわけで次に行きましょう!
どうしてもどうしても忘れられそうにないというならば、いっそ今からでも追いかけて当たって砕けてしまえばサッパリするんじゃないですか?
でもあなたには到底そんな勇気はなさそうですね。文面から、あなたはご自分に自信が無い方のように感じます。
自分が彼女から好かれた理由なんて、自分が魅力的だったから、でいいじゃないですか。
何ですか、この「幹部マジック」やら「皮肉なことに」やら「偶然と夏の魔法とやら」なんて色んな言葉で色んな理由つけちゃってまあ……。
もっと、堂々と良い男ぶってください。
それでいて、あなたはプライドも高い。
「自分に気があると知るとついこちらも気になってしまうもの」なんて、好きになった理由語るのに言い訳が長いです。
単純に「自分も意識するようになって好きになりました」でいいじゃない!
「異国での生活が楽しすぎて、僕やサークルのことがどうでもよくなったのだろう」
そういうことにしたいのは分かるけど、正しいかどうか分からない推測を『いい感じの文章』で書かないで、ちゃんと彼女に冷たくなった理由を聞いてみてはどうでしょうか。
松本千秋(文・漫画)
映像制作→映像編集→専業主婦→銀座ホステス→イラスト業→漫画家。東京都出身。
少年画報社ヤングキング「トーキョーカモフラージュアワー」連載中。
cakes「38歳バツイチ独身女がティンダーをやってみた結果日記」連載中。
note:https://note.com/hibaransu
Twitter:@imakarahima
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