例え二十何年生きてきた人生経験豊富な大人でも、苦い恋愛経験はいつまでも尾を引くもの。「まじでつらい……」「あの時、ああしていれば…」自分では消化しきれないどうしようもない思いを抱えていませんか?
確かに失恋というものは、辛くて苦いショックな経験ですよね。でも、もう恋なんてしないなんて言わせないよ絶対。
ここは、傷ついたあなたを少し前向きにしてくれる失恋クリニック。あなたが再びアドレセンスな週末を過ごせるように、酸いも甘いも、色々な恋愛を経験してきた諦子(あきこ)せんせいが、悩みを分析し、恋の忘れ方を処方します。
諦子(あきこ)せんせい
失恋クリニック/恋愛処方箋技師
失恋患者さんたちは諦子せんせいの核心をついた回答に妙に納得してしまう。
「彼はちょっとでも私のこと好きでいてくれたんのでしょうか」とありますが、あなたは彼のことどのくらい好きだったのでしょうか。
「遠距離になったら無理」なレベルの好きですね。大好きだったらそもそも期間限定でいいとは思わないですもんね。
今もあなたの心に傷が残っているのだとしたら、それは彼を失った悲しみではなく、「別れの期限まではラブラブでいて欲しかったのにそれまでもたなかった」という現実にプライドが傷ついたんだと思います。
計画とちょっと違ったエンディングに納得がいかないんですね。あれ?あれ?3ヶ月くらいで飽きる感じ?マジで?という感じでしょうか。
彼の態度が冷たくなってきた時期に行けた一泊旅行、嬉しい気持ち分かります。自分のために時間とお金を使ってくれたことが希少だったのでしょう。
でも、「希少」だから嬉しいってどうなんでしょうか。校庭3周走らされた後のコップ一杯の水はとてつもなく美味しい、と同じ現象じゃないですか。
付き合っている女性をLINEブロックするような人との思い出を美化したいのなら、「私をちょっとでも好きでいてくれたはず」という点よりも、「高学歴ハーフ超イケメンと付き合った経験がある私」に切り替えることをオススメします。
これなら想像で語るのではなく、完璧な現実だから。いいでしょ?
松本千秋(文・漫画)
映像制作→映像編集→専業主婦→銀座ホステス→イラスト業→漫画家。東京都出身。
少年画報社ヤングキング「トーキョーカモフラージュアワー」連載中。
cakes「38歳バツイチ独身女がティンダーをやってみた結果日記」連載中。
note:https://note.com/hibaransu
Twitter:@imakarahima
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