PayPayに銀行口座を登録してチャージする方法

更新:2023/10/11

お金の知識

PayPayに銀行口座を登録してチャージする方法

PayPayは、銀行口座からアプリに直接チャージすることが可能です。PayPayにチャージすると、電子マネーのように気軽に利用できてとても便利です。

今回は、PayPayへ銀行口座からチャージするまでの流れや、便利なオートチャージの設定について解説。また銀行口座からチャージしたお金の出金についてもあわせて紹介します。
(2023年9月現在)

まずは銀行口座をPayPayに登録する

銀行口座を登録することにより、PayPayを電子マネーのように使用することができます。銀行口座からPayPayの残高にチャージすることで、QRコードやバーコードを利用した決済が可能になります。さっそく順番に見ていきましょう。

銀行口座の登録には事前の本人確認が必須

まずは銀行口座をPayPayに登録しなければなりませんが、現在では銀行口座の登録にあたり、事前の本人確認が必須となっています。

本人確認の際に必要となる公的書類の代表例は、「マイナンバーカード」あるいは「運転免許証」。具体的な手続きについてはこちらの記事で解説しています。

▼こちらもチェック!
簡単にできる! PayPayの本人確認手続きのやり方

やや面倒に感じるかもしれませんが、なりすましや不正利用などからあなたを守るためにも、その重要性を理解して手続きを行うようにしましょう。

PayPayに登録できる金融機関は?

PayPayに登録できる金融機関は2023年9月現在で1,000社以上にのぼります。ほとんどの金融機関に対応していると言えそうですが、調べたところ一部の信用金庫など(全国254金庫のうち241金庫が対応済み)、まだ使えない金融機関もあることは事実です。

あなたが利用している金融機関が登録できるかどうかは、「利用可能な金融機関(PayPay)」でチェックしてみてください。

銀行口座を登録する手順

それでは、実際に銀行口座をPayPayに登録する手順を解説します。

お手元に通帳やキャッシュカード、暗証番号、ワンタイムパスワードといった口座情報を用意して始めましょう。

(1)PayPayアプリのホーム画面から「すべて」→「銀行口座登録」を選択
銀行口座登録1
(2)ご利用の金融機関を検索して選択
銀行口座登録2
(3)支店名、口座番号、口座名義などを入力

(4)内容を確認し、「登録手続きをする」を選択

(5)各金融機関サイトに遷移するので、指示どおりに必要事項を入力すれば完了

各金融機関のサイトで行う手続きはそれぞれ異なりますが、暗証番号や電話番号、ワンタイムパスワードなどを正しく入力すればOKです。

銀行口座からPayPayにチャージする

次に銀行口座からPayPayにチャージしてみましょう。やり方は簡単3ステップ。最短10秒でチャージが完了します。

(1)PayPayアプリのホーム画面下にある「チャージ」を選択

(2)登録した銀行が選択されていることを確認して金額を入力
チャージ1
(3)「チャージする」をタップすれば完了
チャージ2

チャージと同時に、銀行口座からは即時に引き落としが行われます。銀行口座の登録さえ済ませておけば、チャージ自体はとても簡単ですね!

銀行口座からのチャージ上限金額について

銀行口座からPayPayにチャージする場合、過去24時間以内のチャージ上限金額は50万円で、過去30日間の上限金額は200万円です。

銀行口座からのチャージは手数料無料

銀行口座からPayPayへのチャージに手数料はかかりません。登録できるすべての金融機関が手数料無料となっています。

オートチャージの設定が便利!

コンビニのレジなどで「うっかりPayPayの残高が不足していた…!」なんてことになると焦ってしまいますね。そこでおすすめしたいのがオートチャージ。

PayPayのオートチャージは2022年6月に機能改善が行われました。新しいオートチャージ機能は、実際に支払う瞬間に「残高が不足していないか」をチェックするのが大きな特徴です。

実際に支払うときに残高が不足していたら、あらかじめ設定した「最小チャージ金額」を自動でチャージしてくれるしくみです。

さらに、オートチャージしてもまだ不足するような場合には、設定金額に関係なく不足分を全額チャージ!これは画期的なシステムです。

たとえば現在の残高が100円で、「最小チャージ金額」を5,000円にしていた場合。スーパーのレジで7,000円のお会計になると、5,000円をオートチャージしても足りませんね。その場合、残高が7,000円ぴったりになるよう即時チャージが行われます。

この機能によって、レジの前で決済できずに慌ててしまう事態を防ぐことができるというわけです。

オートチャージ設定の手順は次のとおりです。

(1)アプリホーム画面の「チャージ」→「オートチャージ設定」

(2)「オートチャージを有効にする」を選択

(3)「最小チャージ金額」と「チャージ方法」を設定すれば完了
PayPay オートチャージ
(引用:PayPay公式

チャージしたお金は出金もできる

銀行口座からチャージした残高は「PayPayマネー」と呼ばれ、「出金」機能によって銀行口座に払い戻すことができます。

ですが注意点として、PayPayマネーを利用するには本人確認が必須です。

現在は銀行口座を登録する段階で必ず本人確認をすることになっていますが、以前からPayPayを使っているユーザーの中には、まだ本人確認をされていない人もいます。

本人確認が済んでいない人の残高は「PayPayマネー」ではなく「PayPayマネーライト」の扱いになり、出金をすることはできませんのでご注意ください。

PayPayの出金は、アプリ下部「ウォレット」→残高表示部の「内訳・出金」から行うことができます。

尚、出金は100円からできますが、出金手数料として100円がかかります。ただし、PayPay銀行であれば出金手数料は無料です。

まとめ

PayPayのチャージで使える銀行口座(金融機関)は今や1,000社を超えており、誰もが登録しやすい環境が整ってきていると言えそうです。

銀行口座を登録しておけば、ATMに出向いて現金チャージする必要もなく、あっという間にチャージでき便利!毎回のチャージが手間であれば、オートチャージ機能もあわせて利用を検討してみてはいかがでしょうか。

(学生の窓口編集部)

【監修】景山一輝(FP Office株式会社)

大学卒業後、証券会社、外資系生命保険会社を経て,15年以上金融実務経験のあるFPとして子育て世帯を中心に年間150件以上の相談を対応。資産形成や資産運用を得意とし、住宅・教育資金・老後設計や相続などの相談に対応。また、新聞やWEBの記事の執筆、セミナー講師、金融教育向けのボードゲーム作成なども行う。

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