スマホの故障・紛失・機種変更のあと、スマホ決済を復旧する方法

2020/08/12

お金の知識

スマホ決済は買い物の支払いを簡単に済ませることができる便利な決済方法なので、学生でも日常的に使用している人は多いと思います。しかし、一つ大きな落とし穴があって、スマホが故障したり、紛失してしまったりした場合には、スマホ決済が再開できるように、改めて復旧の手続きを行わなければなりません。ここでは、そうした際のスマホ決済の復旧方法について解説します。

スマホが故障 スマホ決済の復旧方法

スマホが故障した場合の手続きは?

スマホが故障した場合には、データの初期化などにより、スマホ決済を再設定する必要があります。

利用している電子マネーサービスの問合せセンターもしくは管理センターに連絡をしましょう。スマホが故障した旨を伝えて本人確認を行えば、再発行に必要な手続きや必要書類など教えてもらうことができます。スマホの修理が完了したら、手順に従ってスマホ決済の再設定を行うことで、再び利用できるようになります。

スマホを紛失した場合の手続きは?

スマホを紛失した場合、拾得者にスマホ決済を使われてしまう可能性があるため、スマホ決済が利用できないように、いったん停止手続きを取る必要があります。

まずは携帯電話会社に問い合わせをしてみましょう。一部の携帯電話会社では、おサイフケータイを遠隔でロックできる機能を提供しているので、携帯電話会社に確認をすると手間が省けます。
携帯電話会社で一括でロックができない場合は、各電子マネー会社に問い合わせをして、一時的に機能を停止する必要があります。

スマホが見つかれば、携帯電話会社や電子マネー会社に問い合わせを行い、復旧の手続きを行えば利用を再開できます。もし、スマホが見つからなくて新しい端末に買い替える必要がある場合でも、同様に手続きを行えば新端末でスマホ決済を改めて利用することができます。

機種変更時にスマホ決済を引き継ぐには?

スマホが故障したり、紛失してしまった場合は修理済みもしくは新しい端末でスマホ決済を再設定する必要がありますが、機種変更の場合は少し異なります。スマホ決済のサービスによって、以下の2つの手続き方法があります。 

ひとつは、旧機種と新機種の両方で作業が必要になるパターン。主にモバイルSuicaやモバイルWAONなどのタッチ決済システムに多いです。
旧機種から新機種へデータを移行させる場合は、サービス事業者のサーバに登録情報を一時的に預けることになります。その後、新機種の利用開始手続きとともにサービスを使うことが可能になります。 

もうひとつ、新機種だけでの作業で引き続き利用できるパターン。PayPayやLINE Payなどのコード決済システムの場合はこちらが多いです。
新しい端末にアプリのダウンロードが完了したら、アプリを開いて元々のIDとパスワードでログインすればそのまま、元のように使えます。その際、電話番号による認証を行う場合もあるので、電話番号を変更した機種変更の場合には、合わせてアプリ内での電話番号の変更手続きも必要になります。

スマホ決済を順調に引き継げるようにするためには、あらかじめ機種変更を行う前に必要な手続きなどについて問い合わせなどしながら、よく確認しておくことが必要です。

機種変更が終わったスマホは、初期化をして回収してもらいましょう。手元に残しておきたい場合は、端末の決済機能をオフにする、スマホ決済に紐づけているクレジットカードの情報を削除するなどしておきましょう。

まとめ

スマホが故障するなど、使用できなくなった場合には、所定の手続きを行ってスマホ決済の引継ぎや再設定をする必要があります。意外と間違えやすいのが、スマホの初期化です。スマホを初期化してもスマホ決済のデータは残っています。旧機種から新機種へ移行手続きを行った際はポイントや残高を確認するようにしましょう。

(学生の窓口編集部)

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