SuicaやICOCA、PASMOなどの交通系ICカードを通勤や通学で使っている人は多いと思います。これらのカードにチャージした電子マネーはコンビニやスーパーなどでも使えるため、メインのキャッシュレス決済に使っている人も少なくないでしょう。現金でチャージしなくとも、クレジットカードと連携させることにより、手軽にチャージが可能になります。カードによってはオートチャージ機能も使えるため、どういったカードだと自分にとって便利か、よく考えて選びましょう。
キャッシュレス決済の基本や得する情報を解説。
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では、SuicaとPASMOそれぞれについて、クレジットカードと連携させて使う方法を示します。
・AndroidのモバイルSuicaから使いたいクレジットカード情報を登録し、チャージする
※AndroidのモバイルSuicaの場合、JR東日本の公式カード以外のクレジットカードを登録すると、年会費1,030円が必要となることに注意。
・オートチャージ対象のクレジットカードを使い、オートチャージサービスに申し込んで利用する。
※PASMOの場合、駅券売機からのチャージにクレジットカードは対応していません。オートチャージは申込みから実際に使えるようになるまでは約3週間かかるので、余裕を持って申し込みましょう。
・AndroidのモバイルPASMOから使いたいクレジットカード情報を登録し、チャージする。
※モバイルPASMOは2020年3月現在iPhone版は提供されていません。
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2020年6月末まで、キャッシュレス・消費者還元事業という取り組みにより、SuicaやPASMOを含む電子マネーやクレジットカードなど、現金を使わない支払い方法で決済すると、コンビニなどでは増税分の2%、場合によってはそれ以上の5%が還元される場合があります。
これも、SuicaとPASMOとで、それぞれの詳細を示します。
あらかじめJREポイントのサイトでSuicaのカード番号、もしくはモバイルSuicaの番号を登録しておきます。エキナカの対象店舗で登録したSuicaを使うと、そのうちの2%分がポイント還元されます。また、駅ビルやJRE MALLでJRE CARDを使ってクレジット支払いすると、5.5%分のポイントが還元されます。
還元のタイミング:翌月
1ポイントを1円としてSuicaにチャージも可能
あらかじめPAUMOのキャッシュレス還元専用サイトで事前登録を行い、PASMOの番号を入力しておきます。運賃や定期券代、チャージ以外の利用で、かつ還元対象の店舗で支払いを行った場合にポイントが貯まっていきます。
貯まったポイントをPASMOに付与するのは首都圏の私鉄各社の駅、または定期券販売窓口のみ。インターネット上で付与できないのが少々不便ですが、PASMOの利用者にとっては登録しておけば消費税増税分、あるいはそれ以上がポイント還元されます。
還元のタイミング:3ヶ月ごとにまとめて還元(還元時、メールで通知)
SuicaやPASMOも電子マネーなので、キャッシュレス・消費者還元事業の対象となります。クレジットカード一体型やポイント還元を得られるような手続きを整えておけば、消費税増税の対策にもなりますので、ぜひ試してみましょう。
(学生の窓口編集部)
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