Excelのショートカットキーを自分で設定して便利にカスタマイズ! 登録方法を解説

更新:2019/09/11

ITスキル

Excelにおけるショートカットキーの設定方法を解説します。Excelにはさまざまなショートカットキーがあらかじめ割り当てられているのですが、実はショートカットキーは自分でも設定ができます。
作業をより効率化するためにも、設定方法を知っておきましょう。

Excelのショートカットキー登録方法

ショートカットキーが割り当てられていないコマンドが存在する

WindowsとMacで多少の違いはありますが、Excelは初期設定でショートカットキーが割り当てられています。

ただし、よく使うコマンドにもかかわらずショートカットキーが割り当てられていないものも存在しています。

たとえば、「セルの結合」は頻繁に使うにもかかわらず、ショートカットキーがありません。よく使うのにショートカットキーが割り当てられていないときは、より作業がしやすいように自分で設定してみましょう。

ショートカットキーの登録(編集)方法

実際にショートカットキーを登録する手順を紹介していきます。Windows2016または2019では、クイックアクセスツールバーを使用すると簡単にショートカットキーが登録できます。

「クイックアクセスツールバー」を使用する

(1)Excelを開き、クイックアクセスツールバーからその他のコマンドを選択します。

(2)「コマンドの選択」プルダウンメニューの中から、[ホーム]タブを選択します。

Excelのショートカットキー登録方法

Excelのショートカットキー登録方法

(3)[セルの結合]を選択し、[追加]ボタンを押します。

Excelのショートカットキー登録方法


(4)右側に[セルの結合]が追加されたのを確認し、[OK]ボタンを押したら完了です。

Excelのショートカットキー登録方法

実際にショートカットキーが動くか確認する

クイックアクセスツールバーで追加した機能は、[Alt]+[数字]で開けるようになります。それでは、ショートカットキーが実際に動くようになったか確認してみましょう。

(1)[Alt]を押すとアクセスキーが表示されます。今回4つめに[セルの結合]を登録したので、4と表示されているのが[セルの結合]のショートカットキーになります。

Excelのショートカットキー登録方法

(2)セルを複数選択し、[Alt]、[4]をクリック。セルが結合されたことを確認してください。

Excelのショートカットキー登録方法

登録しておくと便利なコマンドを紹介

セルの結合以外にも、登録しておくと便利なコマンドがいくつかあります。たとえば、セルの結合ができないように、「結合したセルの解除」もショートカットキーがありません。

また、表作成のときに便利な「塗りつぶし」や、セルの中で「テキストを折り返して全体を表示」するなどもショートカットキーがないので、自身で設定しておくといいでしょう。

まとめ

アクセスツールバーを使えば、自由にショートカットキーを追加したり、削除したりすることができます。

自分がよく使う機能を追加しておくとExcelはより使いやすくなり、作業効率もアップしますのでぜひ覚えておいて下さい。

(学生の窓口編集部)

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