「ブッキング」とは? 意味と正しい使い方

2018/08/27

「ブッキング」とは「予約する」「記入(記帳)する」「出演などを契約する」という意味です。ブッキングはもともと英語ですが、現在では日本でも普通に使われる言葉になっています。ビジネスシーンでもブッキングという言葉はよく使われており、「オーバーブッキング」「ダブルブッキング」という言い回しを使ったり聞いたりしたことがある人も多いのではないでしょうか? 今回の記事では、「ブッキング」の由来と使い方についてご紹介します。

「ブッキング」とは?

「ブッキング」はどんな由来?

「ブッキング」は、英単語「booking」からきており、英単語「book」は、名詞なら「本」ですが、動詞(他動詞)なら「予約する」「記入(記帳)する」「出演などを契約する」という意味です。これに「ing」をつけると現在分詞「booking」となり、bookingをカタカナ表記にした「ブッキング」が使われているのです。

ブッキングは『大辞林』にも採録されていて、「ブッキング(booking)」を次のように説明しています。

1.記簿に記入すること。
2.航空券・ホテルなどの予約。
3.映画館と映画配給会社との間で結ぶフィルムの貸借契約
(中略)
4.テレビ・ラジオ番組や雑誌などのメディアと出演者との間で、スケジュールの調整、企画内容の調整などを行うこと。
(『大辞林 第三版』P.2225より引用)

日本で使われるブッキングという言葉は、業界用語のようなものでした。航空業界では「予約」の意味で使われていたり、芸能界・テレビなどのメディア業界、また広告・宣伝業界では「タレントのスケジュールを押さえた」「番組出演の約束をした」といった意味で使われていたりしていました。

そういった業界で通用する言葉だったのですが、タレントがテレビ番組で使うなどして徐々に一般の人たちにも知られるようになり、現在では業界人に限らず広く使われています。

ブッキングの使い方・例文

ブッキングの意味をご説明しましたので、次はブッキングの使い方と例文についてご紹介していきたいと思います。

例1:「Aさんをあの番組の主演にブッキングができた」
例2:「航空業界はオーバーブッキングが問題だ」

上記のとおり、これは従来から使用されてきた「予約」「芸能人のスケジュールを押さえた」という意味での使い方です。

ちなみにオーバーブッキングとは、「過剰予約」の意味で、本来の乗客の席数よりも多く予約が集まってしまうとこと。キャンセルする人のことを見込んで予約を集めるため、航空業界では常にブッキング(予約)が過剰な状態になっており、オーバーブッキング問題は航空業界の悩みの種でもあるのです。キャンセル数が予想と違うと、そのフライトに乗れないお客さんが出てしまう、なんて事態になってしまうのです。

ダブルブッキングの意味とは?

「ダブルブッキング」という言い回しが、最もよく知られたブッキングの使い方ではないでしょうか? ダブルブッキングとは、同じ日時に複数の予約が重なってしまうことです。たとえば、Aホテルが「9月10日、1204号の宿泊予約」を別々のお客さん2組から同時に受けつけてしまった、といったケースは「ダブルブッキング」に当たります。他には、航空会社があるフライトの同じ席を別々の2人のお客さんに売ってしまった場合などもダブルブッキングです。

最近では「ブッキング」を「予約」から転じて「予定」「約束」といった意味で使う人もいます。たとえば、同じ〇月×日の13時に「A社を訪問する予定」だけではなく「B社を訪問する予定」も入れていた場合に「ダブルブッキングをしてしまった」となるわけです。

また、A社の人とミーティングを行う約束をしていたのに、それを忘れてしまい、同じ日時にB社を訪問する約束をしてしまった……という場合にも、「ダブルブッキング」と言うことがあるようです。ですから、一般には「ダブルブッキング」は「約束や予定が重なってしまった場合」に使われています。

まとめ

元々は業界用語だった「ブッキング」も、現在では「約束」「予定」といった意味を含んで一般に広く使われており、ビジネスシーンだけではなく、「デートと仕事の予定がかぶった! ダブルブッキングだ」なんていう使い方をされることもあります。日常生活でもよく使われますので、ブッキングという言葉の意味については知っておいて損はないですよ。


(高橋モータース@dcp)

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