ご息女・ご子息とは? 適切な意味と使い方を知ろう【例文付き】

2018/05/15

仕事全般

ご息女・ご子息とは? 適切な意味と使い方を知ろう【例文付き】

ご息女・ご子息とはどんな意味?

『広辞苑 第六版』によると「息女(そくじょ)」とは「他家のむすめ。多く、身分ある人のむすめを敬っていう語。」(『広辞苑 第六版』P.1639より引用)、「子息(しそく)」とは「男のこども。むすこ。多く「御子息」の形で他家のむすこの敬称とする。」(『広辞苑 第六版』P.1236より引用)とあります。つまり、ご息女は女の子、ご子息は男の子という意味です。他人の子供を意味する尊敬語には、他にも以下のようなものがあります。

男の子を意味する言葉

「お坊ちゃん」「お坊ちゃま」「ご子弟(してい)」「ご令息(れいそく)」「ご令郎(れいろう)」などがあります。「息子さん」という言い方をしている人がいらっしゃいますが、目上の人の子どもを指す敬語としては不適切です。

女の子を意味する言葉

「お嬢ちゃん」「お嬢さん」「お嬢さま」「ご子女(しじょ)」「ご令嬢(れいじょう)」などがあります。「娘さん」という言い方は、やはり敬語としては不適切です。

「お子さま」という言葉

「お子さま」という言葉は性別を考慮せずに使える言葉ですが、小さい子どもをイメージするという人もいらっしゃいます。子どもが大学生や成人していて、お子さまという言葉に違和感があるようなら、ご息女・ご子息などの言葉を使うとよいでしょう。

ただ、不特定多数に送る案内状などで、男女の子どもをまとめて表現したいという場合にはお子さまと書くか「ご子息・ご息女」などと並べて書くのがいいでしょう。

ご息女・ご子息を使うときの注意点

自分の子どもに対しては使わない

ご子息、ご息女という言葉は「他人の子ども」を意味する敬語だということを覚えておきましょう。つまり、自分の子どものことを指して「うちのご子息が」と言うのは誤りです。自分の子どもの場合は息子、娘、せがれ、子どもなどの言葉を使いましょう。

「さま」を付けるのは二重敬語

つい「ご子息さま」と「さま」を付けたくなりますが、これは二重敬語になりますので、おかしな表現です。しかし一般的に、手紙の文面では「ご子息さま」「ご息女さま」と書いても問題ないとされることもあります。あくまで例外的なものとして覚えておきましょう。

では「ご息女・ご子息」を使った例文を見てみましょう。

入学祝いの【例文】

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拝啓

早春の候、いかがお過ごしでしょうか。 ○○様におかれましては、ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。 このたびはご子息〇〇様が〇〇高等学校にご入学されますとの由、 心よりお祝い申し上げます。 ご家族の皆さまのお喜びもひとしおかと存じます。

希望に満ちた学校生活をお送りできますよう祈念いたしまして、 失礼かと存じますがお祝いの品をお送りいたします。

敬具

平成〇〇年〇月〇日 〇〇〇〇

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結婚祝いの【例文】

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このたびはご息女さまのご結婚、誠におめでとうございます。

お二人の輝かしい門出を祝福し、末永いご多幸と ご家族の皆さま方のご隆盛を祈念いたします。

平成〇〇年〇月〇日 〇〇〇〇

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手紙で相手の子どもについて書く場合、一般的にはご子息・ご息女・ご令息・ご令嬢といった言葉を使うのが無難です。使い慣れない言葉を無理に使おうとすると思わぬ失敗をしてしまうことがありますが、身内に対してはご子息、ご息女という言葉を使わないことだけは覚えておきましょう。   

(藤野晶@dcp)

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