「イニシアチブ」は、ビジネスシーンだけでなく日常で使われることが多い言葉の1つです。スポーツやゲームの駆け引きの場面などでも使用されますよね。
ビジネス用語として使用される場合は、どのような意味を持つのでしょうか? ビジネス用語として使われる場合の意味を理解して、正しく使用しましょう。
「イニシアチブ」は英語の「initiative」がもとになっているビジネス用語です。
英語の「initiative」は「自発力」「率先」「主導的」などの意味を持つ英語で、ビジネス用語として用いられる場合には「先導すること」や「主導権」といった意味があります。
「イニシアティブ」と発音されることもありますが、同じ意味です。マネジメントや経営管理の場面で使われる「イニシアチブ」は「推進する」あるいは「推進努力」という意味です。
たとえば、経営戦略を実行するための活動を「戦略的イニシアチブ」と表現することがあります。政治用語として使用される場合の「イニシアチブ」は「住民発案」や「直接発案」などと訳すことができ、国民自らが法律の改廃や制定を提案することを意味します。日本では有権者の50分の1以上が連署で請求するなどの条件があります。
「イニシアチブ」の使い方は、意味がわかっていれば簡単です。
ビジネス用語としては「イニシアチブを握る」「イニシアチブをとった」と、いうような使い方をし、どちらも「主導権をとる」という意味で使用し、自らが率先して発言したり、行動したりすることを意味しています。
「主導」という言葉には責任を持って自発的に行動するという意味が込められており、ビジネスシーン以外でもサッカーやテニスのような相手と対戦をするスポーツで「イニシアチブ」を使うことも。「イニシアチブをとられた」場合は、ゲームを有利に展開することができなくなったということを意味するためです。
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