嘱託社員とはどういう意味? 契約社員・正社員との違いを知ろう

2021/12/31

ビジネス用語

求人広告などでよく「嘱託社員」という言葉で募集されているのを目にすることもある人もいるのではないでしょうか。

また、嘱託社員を契約社員と似たような意味でとらえている方が多いでしょう。

就職・転職活動で会社を選ぶ上で雇用形態は重要なポイントです。

そこで今回は「嘱託社員」とはどういう働き方なのかについて、わかりやすくご紹介します。

契約社員や正社員・パートの違いについてもご紹介しますので、現在自分がどんな雇用形態で働いていくか迷いや不安を感じている人は参考にしてみてくださいね。

嘱託社員ってどういう意味?


「嘱託社員(しょくたくしゃいん)」とは非正社員の立場をとる雇用形態の1つです。

正社員とは異なり、契約社員のように有期の労働契約を結んでいる社員を指します。

嘱託社員という働き方は契約社員に含まれることが多いようですが、待遇や労働条件などは企業によって異なります。

定年退職後の再雇用を指すことが一般的

嘱託社員という呼び方は、定年退職後の再就職で雇用契約した社員を指すことが一般的です。

定年退職後の再雇用契約という意味での嘱託社員の場合、労働基準法の適用範囲内となるものの、基本的に契約期間が決められています。

そのため、契約期間の満了をもって雇用契約は終了、契約更新されれば継続となります。

医者など士業の場合

医者や弁護士のような特殊な技能や技術を持っている人が仕事を依頼された場合も「嘱託社員」と呼ぶことがあるため、覚えておくと便利です。

士業の人が嘱託社員になる場合は、雇用契約ではなく業務を行うことで報酬をもらう業務委託契約という働き方になることが多くあります。

公務員の場合

地方公務員の求職情報を見ると、嘱託社員という雇用形態を目にすることもあるでしょう。

公務員の「嘱託社員」は一般的に非常勤の社員という扱いになります。

雇用契約が3年となるケースが多いだけでなく、短時間勤務になることが特徴です。

また、採用時も面接のみのケースも見られるなど、正職員とは異なる採用方法であることがわかります。

嘱託社員へ採用!メリットとデメリット

企業が若者に対して嘱託社員という雇用形態の門戸を開いていれば、定年退職後の再雇用を待たずに嘱託社員になることも可能です。

嘱託社員のメリットとデメリットをあらかじめ知ることで、自分の雇用形態の選択肢が増えるでしょう。

嘱託社員で働くメリット

嘱託社員の場合、フルタイムで働けなくても条件が合えば自分に合った労働時間で働けるということが最大のメリットだと言えます。

自身のスキルや経験・能力を活かして働けるという点から、士業を目指す人にとっても無理なく働ける新しい働き方の選択肢となるでしょう。

また、自身の労働日数や労働時間も契約を結ぶ際に調整できますので、ワークライフバランスを考慮した働き方が実現できると言えます。

嘱託社員のデメリット

嘱託社員は契約社員と同様、決められた契約期間のなかで働く雇用形態であるため、本人が勤務する会社でずっと働きたくても契約更新ができなければ職場に留まれないことが最大のデメリットです。

また、求人広告などに「嘱託社員」と書かれていた場合でも、会社によっては本人が思っている「嘱託」の雇用形態とは微妙に違っていたり、給与や待遇面が正社員・正職員よりも限られてしまったりする場合があることも考慮しなければなりません。

契約を結ぶ前に、待遇についてはよく確認することをオススメします。

嘱託社員と似た働き方!違いは?

嘱託社員と正社員の違いや、職種によって働き方や採用の面で異なる点があることがわかりました。

では、嘱託社員と似たような期間限定で働く「契約社員」や「パート」「派遣社員」との違いも見ていきましょう。

嘱託社員と契約社員、嘱託社員とパートでは、労働時間に明確な違いがあると言えます。

嘱託社員と契約社員の違いとは?

嘱託社員と契約社員の法的な定義はなく、契約社員の一種が嘱託社員であることが一般的です。

あえて違いを挙げるとしたら、両者の労働時間だと言えます。

契約社員は基本的にフルタイムで仕事をすることに対して、嘱託職員の労働時間は一般的に決まっていません。

会社によってはフルタイムである場合もあれば、時短労働の場合もあります。

また、現代における嘱託社員の多くは定年退職後の再雇用であるケースが多く、臨時であったり非常勤だったりという意味合いが強いでしょう。

嘱託社員・契約社員と正社員の違い

嘱託社員と契約社員、いずれにせよ正社員とは異なり随時契約の更新が必要です。

契約期間の満了をもって契約終了かもしれない、という不安定な就業状況に置かれがちであることは留意しておいたほうが良いでしょう。

嘱託社員とパートの違いは?

嘱託社員とパートについても契約社員と同様、法律上は短時間労働者であり、呼び方が異なるだけだと言えます。

ただし、嘱託社員の場合はフルタイムで勤務する人も一定数存在するため、一概に区別しきれないことも現状です。

嘱託社員と派遣社員の違いとは?

嘱託社員と派遣社員の違いは雇用先です。

嘱託社員は実際に勤務する企業が雇用先であることに対し、派遣社員の場合は派遣先の会社に雇用されておらず、派遣元の派遣会社に雇用されています。

次のページ嘱託社員の給与形態や待遇は?

動画試聴

この記事は動画を視聴すると、続きを読むことができます!
(音声にご注意ください)

動画試聴

2ページ目は下のボタンから

続きを読む

動画試聴

動画が中断されたため、2ページ目を見ることができません。
2ページ目を見るためには画面を再読み込みして、動画をご視聴ください。

関連キーワード:

関連記事

新着記事

もっと見る

HOT TOPIC話題のコンテンツ[PR]

注目キーワード

 ビジネス用語・カタカナ語80選

 キャリアロードマップの一歩目

  • ピックアップ [PR]