すぐに使える!好印象をあたえる話し方9選

更新:2017/08/22

社会人ライフ

誰でも会社の上司や同僚に好印象を持ってもらいたいと思うものですね。コミュニケーションにおいて大事なのは話し方。長い時間をかけて身に着けた話し方を変えるのは難しいと思うかもしれませんが、ちょっとしたコツを知っておくだけでグンと印象をアップさせることができます。好印象な話し方のコツを9つご紹介します。


■ハキハキ話せるように口周りの筋肉をほぐしておく

ボソボソとした話し方では、聞き取ることが大変になり相手に対する気遣いがないと思われてしまう可能性があります。相手が聞き取りやすいようにハキハキとした話し方を心がけましょう。普段から口をあまり開けない話し方を続けていると口周りの筋肉が固くなってしまいます。声を出さなくてもいいので、夜寝る前や出勤前に「ア・エ・イ・ウ・エ・オ・ア・オ」など口を大きく開けて筋肉をほぐしておくと良いでしょう。


■まずは聞く姿勢を整える

ハキハキ話せるからといって、自分ばかり話していては相手に興味がないように受け取られる可能性があります。自分が少し話した後は間をとるようにし、相手の話を聞く態度を示しましょう。また、相手が話しているときは自然な相づちを打ち、共感の言葉などで肯定的な雰囲気を出すようにしたいですね。また、話下手な人もまずは聞き上手を目指してみることで好印象を与えることができます。相手のコメントを繰り返すだけでもしっかり聞いていることを伝えることが可能。「○○だったから」「それで○○がどうしたの?」と繰り返すことで興味を持っていることが伝わりますね。つまらなそうな顔をせず、話を聞くことを楽しむことで相手にも気分良く話してもらうことができるようになります。


■話を途中でさえぎらない

相手が話している途中で、話の腰を折るように自分が話し出す態度は避けましょう。相づちを打つ、あるいは話を少し広げる程度のコメントをするくらいにします。話を途中でさえぎり自分の話に変えてしまうような態度は、楽しく話すことのできない相手と思われてしまう原因になります。


■話はわかりやすい言葉で簡潔なものが好ましい

人は誰でも自分を良く見せたいと思うものです。そのため、会話をするときに難しい言葉を選びがち。しかし、相手にとって好印象なのはわかりやすい言葉で紡ぎ出される簡潔な文章。伝わることを第一に、主語と述語をなるべく近くすることで結論をわかりやすく伝えましょう。比喩を使うなどの方法も相手がイメージしやすくなるため、「話しやすい人だなあ」と印象をアップさせることになります。また、自分を良く見せようとして自慢話をしてしまうパターンもあります。自慢話も控えましょう。


■敬語にも取り組みたい

尊敬語や謙譲語、丁寧語など敬語を誤用する人も多いですね。しかし、難しいからと敬遠するのではなく、使いながら学ぶ気持ちで積極的に使いこなせるようにしたいものです。敬語は相手を気遣うわかりやすい形でもあります。立場が上の人に好印象を持ってもらうためにも使いながら身に着けていきましょう。一度身に着けてしまえば一生役立ちます。


■意見が合わないことにこそ興味を持つ

同じ意見を持つ話の場合、雰囲気良く話すことは簡単です。では、意見が全く異なる場合に話の雰囲気は悪くなってしまうのでしょうか。答えはNOです。意見が異なるからこそ、なぜ相手はそう思うのかなど、自分の気づいていない新たな視点に興味を持つことで話に広がりを持たせることができます。相手の意見を引き出すときに「そういう見方もできるのですね」と肯定的に話し「このことについてはどうお考えですか」と否定的なニュアンスを出さずにさらに話を深めましょう。


■話すスピードも大事

意外と気づかないのが自分の話すスピード。周囲の人を見てみると、それぞれ話すスピードが異なることに気がつくことでしょう。身近にいる好印象な人の話し方を聞き、どのくらいのスピードだと聞き取りやすく話しやすいのか参考にすると良いですね。スピードの速すぎるケースが多く見られますから、気づいたときは普段よりゆっくり話すようにするとちょうど良くなります。


■ジェスチャーも取り入れてみる

話すときに体が硬くなっていると、無意識のうちに表情も乏しくなってしまいます。自然な笑顔で話すために肩の力を抜き、ジェスチャーも取り入れてみましょう。積極的に話している姿勢と伝わりますし、場の空気が動くことで和やかな雰囲気作りにも役立ちます。


■身だしなみを整えておく

話し方に関係ないと思われるかもしれませんが、身だしなみを整えておくことは自信を持って話すための大事なポイントの一つです。相手が清潔感のある素敵な雰囲気のときに自分がだらしない印象の服装をしていては、自信を持って和やかに話すことができなくなってしまいます。身だしなみや姿勢を整えると会話も弾みやすくなりますから、気をつけてみてくださいね。

好印象な話し方の基本は、相手に関心を向けることを優先することです。相手の話をしっかり聞き、自分が話すときにはどのように話したら相手が聞き取りやすいかを考えましょう。表情だけでなく相づちでも好意的に聞いている姿勢を表すことができます。9つのコツを一度に身に着けなくても、やりやすいことから始めることで徐々に好印象度を上げていくことができます。ぜひ参考にしてみてくださいね。



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