周りは一体どのくらい貯金してるの!?新社会人の貯蓄動向とは

2016/01/29

貯金・節約

学生時代とは違って社会人ともなると、将来のことを見据えて積極的に貯金をはじめるという人は多いものです。給料や福利厚生、住居環境は異なるとわかっていながらもやっぱり気になってしまう周りの貯金額。ここでは新社会人の貯金額やマル秘節約術をまとめて紹介していきます。

■参考にしたい貯金額と気になる福利厚生事情

社会人になり、しっかりと貯金をはじめていきたいと思っている人も多いのではないでしょうか。そんな時に、周りはどのくらい貯金しているのか平均額が気になるところですね。しかし、平均金額はあくまで目安。収入やライフスタイル、福利厚生は同じ新入社員であっても千差万別です。特に実家住まいの人と一人暮らしをしている人では出費額にも大きな差があるので、平均額を必ず貯金しようと思うと苦しい場合もあります。一般的な目安として言われている金額は、実家暮らしの人は手取りの3割から5割、一人暮らしの人は手取りの1割から2割です。あとは福利厚生などの事情によって調整していくことが望ましいでしょう。例えば職場に社食があるという人や、一人暮らしでも住宅手当が出るという人は、それによって浮いてくる金額を貯金にまわすと良いでしょう。貯金する金額はその人の価値観によっても大きく異なり、一年で100万円以上貯めてしまう人もいれば、一ヶ月に1万円も貯金することができない人もいます。貯金は多いに越したことはありませんが、無理をしてばかりいては日々を充実させることができません。平均貯金額はあくまで参考程度にしておきたいものです。

■上手に貯められない、貯金癖がない人はこうして貯めていこう

貯金をはじめることを決意したものの、どのように貯めていけばいいのかわからないという人は何らかの対策を取ることをおすすめします。例えば給料天引きシステムを使うと、自動的に給料からあらかじめ決めておいた金額が引かれていくため、自ずとお金が貯まっていきます。それでもすぐに降ろしてしまうという人は銀行口座の定期積金システムを申し込むと、容易にはお金をおろすことができなくなるでしょう。上手な貯金を継続していくためには、最初に現実的でしっかりとした貯金額を決めておくことが大切です。最初に張り切って大きな貯金額を決めたものの、結局無理が来てしまって挫折してしまった、という人は少なくありません。普段どのようにお金をつかっているのかを一度洗い出して、どの金額であれば無理なくためていくことができそうか計算してみましょう。冠婚葬祭などイレギュラーが起こった際の予備費を考慮しておくことも大切です。こうすることによって自分自身のお金の使い方を把握することができ、無駄な出費に気がつくこともできます。またボーナスが出る月には確実に貯金をしておきたいものなので普段はなかなか貯金ができないという人も、しっかりとした計画をたてましょう。

■社会人が実践している上手な節約術!

貯金のために節約をすることは素晴らしいことですが、あまりにケチケチしてしまうのも少々恰好が悪いものです。大人としてはスマートな節約術を身に付けることが大切でしょう。そこでまずおすすめしたいのは、職場にはマイボトルを持参して飲み物代を節約するという方法。最近はカフェや雑貨店でおしゃれなタンブラーや水筒が発売されていて、カスタマイズすることもできるため、気分をあげて持ち歩くことができますね。お弁当を作りたいけれど、毎日忙しくとても作ることができないという人もこれならば簡単にはじめることができるでしょう。職場で「ケチな人」と噂されることがイヤで節約する姿を見せることに抵抗があるという人は、家で率先して節約術を取り込んでいくことがおすすめ。定番ですが、使用していない電気のコンセントは抜いておくと待機電力を抑えることができて節約へとつながります。また節約の基本は自炊することですが、料理が苦手だったり、一人暮らしで自炊はコストパフォマンスが悪かったりする人は冷凍食品や缶詰を常備しておくとよいでしょう。最近ではバリエーション豊富な食品が出ているため、栄養がかたよる心配も少なく、食事を楽しむことができます。メリハリをつけて節約することは、貯金上手になるための第一歩です。

新社会人の平均貯金額と、上手な貯金をしていくためのおすすめ方法を紹介しました。仕事と同じで、貯金もあまり頑張りすぎてしまうと空回りしてしまい、失敗する可能性が高いものです。マイペースながらも確実に貯めることができる貯金上手をめざしましょう。

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