社会人なら知っておきたい! 税金についての基本知識

更新:2016/01/05

税金・年金

社会人たるもの、税金の仕組みくらいは理解しておくべきです。お給料はすべてもらえるものではなく、税金が引かれています。また、生活の中でかかる税金もあります。税金にもいろいろな種類があるのですから。

【税金の仕組み】

給与明細を見て税金で結構取られているんだなと思ったら、何だか悲しい気持ちになるという人もいるのではないでしょうか。税金がなければもっともっと良い生活を送れるのに。貯蓄に回せるのにといったように、いろいろな事を考えてしまうのではないでしょうか。

気持ちは分からないものではないのですが、税金のおかげで日々の生活が充実したものになっている面があるのも事実です。市営、県営、公営。これらは行政が営んでいるものですから、税金によって営業されています。税金を支払う事によって、多くの人が役立つ物が作られているのです。それによって国民生活が豊かなものになっていくのですから、無駄に支払っているだけのものではありません。

【引かれる税金】

税金にもいろいろな種類があるのですが、所得から自動的に引かれる税金と言えば、社会人であれば住民税や所得税です。これらは収入に連動していますので、高収入な人ほど収める税金が高くなります。これらに関しては、自営業の方ですと自分で支払う事になるのですが会社員の場合は会社の給与から天引きになるケースが多いですから、事細かに給与明細を見るような人であれば話は別ですが、あまり意識する部分ではないかもしれません。

【支払うタイプの税金】

天引きされる税金よりも、むしろ支払うタイプの税金の方が目に入る分、印象に残っているのではないでしょうか。特にこのタイプの税金で一番身近な物は消費税でしょう。何かを購入すれば購入代金に消費税がかかります。これは所得に関係なく、誰もが同じ額支払っている税金ですので平等ではあるのですが、収入によって比率が変わってきますので、所得が低い人は負担が大きいのです。

消費税以外にも自動車を持っているのであれば自動車税ですとか重量税がありますし、温泉に入れば入湯税がかかります。ビールにも酒税がありますし、タバコにも税金があります。このように、生活の中にはいろいろな「税金」が潜んでいるのです。

税金は多々あります。納得出来ない物もあるかもしれませんが、税金を支払う事によって自分一人ではなく、社会全体が豊かになっていく部分もありますし、納税は国民の義務です。だからこそ、支払うだけではなく税金がどのように使われているのかにも興味を持つべきでしょうね。

関連キーワード:

関連記事

新着記事

もっと見る

HOT TOPIC話題のコンテンツ

注目キーワード

 ビジネス用語・カタカナ語80選

 キャリアロードマップの一歩目

  • ピックアップ