電卓をよく見ると、「GT」、「M+」、「CE」などのキーがありますが、実は使ったことがない……。たまに押してみると画面上に見知らぬ記号が出てきて、もうなにがなんだかさっぱり分かりません! (でも知ってたらかっこいいんだろうなぁ)
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今回のちょいたつ(ちょい達人の略)は、「両手を使っての電卓計算は朝飯前。電卓って、ある程度まで極めるとものすごくクセになるんですよ」と話す、経理担当歴9年・豊洲さん(仮名)。意外と知られていない電卓機能について教えてもらいます!
■クリアキーの使い分け
「まずは、クリアの使い分けから覚えていきましょう。クリアキーを使い分けられるようになると、作業が思いのほかスピーディーになります」
「C」
「計算式を間違えたり、表示されている数字を0に戻したいときは『C』を使います」
「AC」
「数字だけではなく、入力した設定ごと消去してくれるキーです」
「CE」
「入力を一つ前に戻すキーです。PCでいうBack Space(バックスペース)みたいなものですね」
■M+(メモリープラス)でメモリー
例えば、
(20×3)+(30×3)=150
のような計算式を電卓で行う場合に便利なのが『M+』。
1.まず、20×3の後に「M+」を押すと、左上に「M」の表示が出て、60と出ます。これは、「今、60が計算機に記憶(メモリー)されました」ということです。
2.次に、30×3を押して「M+」を押すと、90と表示されます。
3.最後に、記憶された数字「60」と「90」を合わせる「MR」を押すと、「150」と表示されます。
(押す順番)
[20]→[×]→[3]→[M+]→[30]→[×]→[3]→[M+]→[MR]
「つまり、「M+」でメモリーして、「MR」(メモリーリコール)でカムバックするってことですね。「M−」(メモリーマイナス)はこの逆で、入力した数字を引いていくことになります」
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